ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

アシックス EvoRide(エボライド)2のレビュー

最近かかとの接地部が痛くてあまり走れていないのですが、厚底の靴なら少しはましかもと思い、レースでもないのにナイキの厚底ズームフライを履いてみると確かに少しはましだったので、トレーニング用の厚底シューズを調達しようと思い、アシックス EvoRide(エヴォライド)2というシューズを買いました!

色はそれほど派手でなく、普通にはけるような奴にしてみました。

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私はかかとが細いのでアシックス好きなのですが、アシックスの厚底シリーズは初めてです。

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エボライド2もまあまあ厚いですね。

母指球のところまで厚く、そこから急につま先に向けて薄くなりますがアウターソール側だけが薄くなっていきアウターソールがかなり反っているのが特徴です。

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最厚部で外から計って4㎝ほど。ここより少し低いところにインナーソールが来るので実質3.5㎝ほどでしょうか。

この厚いソールは軽量長寿命が売りのFlytefoamみたいですね。フォーム自体はそれほど固いものではないいですが、さすがにこれだけ厚いと屈曲性は低いです。とはいえカーボンプレート入りシューズに比べるとそこまで固くはありません。

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白い部分はミッドソールそのものです。オレンジ色の部分がアウターソールですが、軽量化のためだと思いますが小さいし薄いです。カヤノやGT2000NYのような2000キロ走れる鬼耐久性は期待できないと思います。

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重量は片足で28.5㎝261gなので、クッションシューズとしてはかなり軽量です。

私のサイズで比較すると

ナイキのズームフライフライニットの28.5㎝で267g

アシックスのゲルカヤノ24の28.5cmSlimの345g

アシックスのGT2000NY7の28.5cmで320g

アシックスダイナフライト28.5cmで294g

アシックスライトレーサーTS6の28.5で243g

位なのでこれだけ厚いフォームでありながらこの重量はかなり優秀です。

 

履いてみると、まず微妙に視線が高く背が高くなった気がします。

歩いてみると外見通り重心が母指球から前に行くときにわずかに落下感がありするっと進む感じがあります。フォア着地の人の方がこの効果は行かせると思います。

走ってみても足の前のほうでするっと落ちつつ進む感じはあり、低抵抗に感じるシューズです。厚いのでクッションはありますがFlyteformのせいかずぶずぶな感じではなく普通のクッションシューズで普通に一定の反発はあり普通に進みます。

ペースアップしても低抵抗と軽量さでキロ5分位までするするペースアップできます。ただカーボンプレートの入ったズームフライの後ろから押されてるような進み感はしないですね。そこまで早い感じはしないです。

サブ4狙いまでのレースにも使え、トレーニングにもクッションがあり足にやさしいなかなかの万能シューズだなと。かかと着地だとイマイチかもしれませんが。

また、内側を固くしたプロネーション向けの作りは全くないので、オーバープロネーションの人だと安定しないと思います。

AfterShockz(アフターショックズ)の骨伝導ヘッドホンOpenMoveのランニング的レビュー

私はランニングの時基本はリスニングの練習のため英語のポッドキャストを聞き(意識高いように聞こえますが、大抵は自転車ロードレースニュースです、フランス人やイタリア人選手の英語は全然聞き取れないのであまり勉強にはなっていない)、その気が起きない場合は音楽を聴いています。


そのためにはヘッドホンが必要ですが、これまでは左右がつながったカナル型のBluetoothヘッドホンを使っていました。


で、特に不満もなかったのですが、Aliexpressで何となく骨伝導ヘッドホンなるものを買ってみてしまい、これが実は骨伝導でもなんでもなく耳の近くで普通に音が出るだけで、皮膚への接触面を浮かせても全く同じように聞こえるというなんちゃって骨伝導ヘッドホンでした。


こいつは音も低音が全く出ずひどいモノでしたが、耳の穴に何も刺さっていないのは快適だし、ヘッドホンが揺れることで耳の穴との接触音が出てしまうこともないのでこいつはダメだが骨伝導自体はアリだなと感じたので、AfterShockz(アフターショックズ)の真の骨伝導ヘッドホンを買ったという次第です。

 

aftershokz.jp


AfetrShockzの骨伝導ヘッドホンには幾つかモデルがありますが、ランニング用にマイクが口の前にないモデルがいいですよね。そうするとAfetrShockzにはAeropexという高級モデルと、真ん中のAir、普及モデルのOpenMoveというがあり、値段がAeropexと倍違うので安いOpenMoveにしました。

amzn.to

高級モデルのAeropexの方が音質が良く、電池持ちもいいようですが、どうせポッドキャストなので音質はまあそんなにに気しないし、OpenMoveでも6時間は持つようなので日ごろのランニングには十分かなと。OpenMoveは比較的新しいモデルなのでBluetoothも5.0、充電もUSB-Cと言う所もいいなと。

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ランニング用ヘッドホンとしてはアフターショックズの中では廉価版とはいえそれでも少し値段高めとは思いますが、防水で2年保証がついていることを考えれば、そんなに高くもないかなと思えました。

 

アフターショックズは本当の骨伝導で、なんちゃって骨伝導とは異なり肌から浮かすとほぼ聞こえなくなりますし、装着していれば耳栓をしても聞こえます(耳栓が付属しています)。

この両端の丸い振動面を、耳の前のこめかみ部に装着します。このため耳の穴のところには何もありません。音量を上げるとなんちゃって骨伝導とは異なり、こめかみ部への接触面が振動しているのが分かります。

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聞いている感じですが、装着時に耳の穴は全くふさがないので外の音はそのまま聞こえ、少しだけ「いまあなたの心に直接話しかけています...」感があってちょっとだけ不思議です。


音質は私基準ではまあまあです。ちょっと低音が弱めかもしれませんが音楽を聴くにも十分使えると思います。ポッドキャストで人の声聞くなら何の不満もありません。カナル型だと振動に伴うタッチノイズが出がちですがそれがないのもいいです。


外の音もそのまま聞こえてしまい交通安全的にはそれがいいのですが、耳栓タイプよりはうるさいところには弱く、ランニング時にハーレーの集団や旧車会に遭遇すると聞こえなくなってしまいます。そういう時は指で耳をふさぐといいです。

それでもオープンイヤータイプよりは心に直接話しかけ効果のせいか騒音に強い感じがして電車位のうるささならそれほど問題ありません。まだ試していないですが、飛行機位のうるささなら行けるのではないでしょうか。だめなら付属の耳栓を使えばいいのですが。


耳の穴をふさがないし、重量が軽いこともあり装着感はとても快適です。この点においてカナル型より圧倒的に優れていてもう一度使うと戻れないですね。耳の付け根に本体が乗る感じで装着されるため、アイウエアとの干渉も少なくつるがストレートなタイプならサングラスかけるのも全く問題ありません。マスクとは絡まることもありますが。

頭の後ろ側に左右をつなぐワイヤーが少し浮いた状態で装着するので、BUFF的なフェイスマスクをヘッドホンをつけてから被るのは難しく、振動ユニットが布の上からだと少し聞こえにくくなるので、まずBUFFをかぶってからヘッドホンの振動ユニットを直接肌に触れるよう布の内側に差し込んで装着するのがちょっと面倒かもしれません。

 

マイクは内蔵されており、これだけで電話やリモート会議もこなせます。装着感が良いのでBluetoothがPCで使えれば長時間のZoom会議にも悪くないです。

イコライザーで3種類の音色を切り替えが出来るのですが、「ボーカルモード」というのがありこれを使うのがZoom会議には一番です。オペラ曲を聴くときもけっこういいです。


耳をふさがないため自転車で使うというのもやってみましたが、私の場合自転車乗っている時は基本やるかやられるか(大抵はやられる)と殺伐としたバトルモードで乗っているので、英語を聞き取る集中力も、音楽を楽しむ余裕もどちらもなく、私の乗り方ではヘッドホン不要という結論になりました。しかし、余裕をもって乗っている方は使えると思います。

音楽だけでなくGoogleMapでナビってその案内音声を聞くみたいな使い方もツーリングの際にはいいような気がします。

 

このAfterShockzの骨伝導ヘッドホン、装着感がとてもいいので私は最近これなしでは走れないようになっております。お勧めです。

 

<追記>

自転車での使用ですが、曲を変えたところ殺伐としたバトルモードでも楽しめる?ようになりました。おすすめは四つ打ちハウスです。

限界で踏んでいるときに曲に注意を逸らすと「これは現実ではなくビデオゲームである」と頭が勘違いするのか一時的に脚が悲鳴を上げているのを無視しやすくなります。後で反動が来て全く進まなくなりますが。

マッサージガンなるもので筋膜リリースしたらどうなる?

微妙にまだ鵞足炎が残っており、ストレッチしたり、フォームローラーごろごろしたりしていたのですが、こんどはマッサージガンというやつを入手して試しています。

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ガンとも言えるし、十字架っぽいとも言えます。アーメン

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ケースにいろいろ入って到着しました

充電して使ってみます。まずは汎用のボール状の先っぽでやります。

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こいつをマッサージしたいところに当てる!

電源を入れると先端が6-7ミリほどのストロークで前後に高速で動きます。パワーはかなりあり、当てているところもホールドする手もかなり振動します。手で抑え込んでも全く振動は止まらないですね。

振動の速度は1~30まで加減できます。1で500回/分程度、30で8000回/分位の周期かと思います。

一か所に20秒×2回が目安と説明書に書いてあったのでやってみます。内転筋の下の方やって、次に上の方やって、真ん中の方やります。内転筋の上の方をやっていると、おちんちんをマッサージしているように見えるようですが、そうではありません(実はちょっと試してみたのですが調子悪かった)。

他にもハムストや、ふくらはぎもやってみます。

 

効果ですが、筋肉の張りが治まるのが早い感じがあります。夜に右足だけやって寝たのですが、やった後右足の筋肉のほうが柔らかくなり、翌日も右足のほうが柔らかいです。これが筋膜リリースの効果ですか?あれだけ振動させれば少なくとも血行は良くなりそうですし悪くなさそうです。

使いすぎ→固くなる・張る→故障のルーチンをいつもやっているので、固くなる・張るの段階をこれで遅くできれば故障も減るのではないかと期待です。

 

脚以外にもいろいろ試してみました

・肩

いい感じで気持ちいいですし、コリもほぐれる感じあります。ただ、頭も大分振動してしまうのでそこは不快です。視界全域がずっと振動していますからテレビのテロップは読めません。

・腰

これもなかなかいいです。脚ほど筋肉の量がないので、多少柔らかい丸頭にしてあまり押し付けない方がよさそうです。

・足の裏

これが一番気に入ってるかもしれません。細くて固い先っぽで足の裏をぐりぐりするとなかなか気持ちいいです。

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先っぽ。左の丸いのは少し柔らかく万能。左から2番目の平たいのは固くて筋肉の多いところにより刺激を与えたいときに。二股のやつはアキレスけんの両横をやったりするらしい。4番目の指圧の指みたいなのは足の裏に良い

 

Amazonにも色々出ています。値段が割とピンキリなのですが、何が違うのでしょうか?

amazonの「マッサージガン」検索結果へのリンク

amzn.to

 私の買った奴はこれと同型っぽいです。

 

inov-8(イノヴェイト)TERRAULTRA 260のシューズレビュー

これまで使っていたadidasのトレランシューズがかかと側のソールが摩耗し、肝心の下り坂でグリップしなくなり危険を感じたので、新しいシューズを調達しました!

下手に転んで怪我してパツパツの医療リソースを使ってご迷惑をおかけしちゃいけませんから。トレランシューズの底は持たないですね。

 

今度はinov-8(イノヴェイト)TERRAULTRA 260です。

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inov-8は元々山専用の軽くて底が薄いシューズが多いイメージですが、このモデルは名前の通りウルトラレース用のシューズのようで、クッションがありロードも行けるという商品のようです。

大抵はロードを走って山に行く私には良さそうですし、とても安かったので初めてのinov-8を買ってしまいました。

しかしこのブランドinov-8と書いて「イノヴェイト」と読ませるわけですが、スケートボードのことも「sk8(スケート)」と書いたりするのもカッコいいなと思っており、我が家では「助六寿司」のことを「sk6」と書いています。

 

開封しますが、箱の内側に"Obsessed is just a word the lazy use to describe the dedicated."と煽り文句が書いてありますが、単語のニュアンスがわからないと今一つ意味が分からず煽られた気がしません。

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そこそこミッドソールが厚くクッションはありそうです。母指球の下も厚くかかとと高さに差がないゼロドロップになっているようです。

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ソールは高めの突起が比較的一様にあるフラットソールで泥っぽいところでのグリップが良さそうです。ロードである程度減っても突起の高さがあるのでグリップも落ちにくいと思います。

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履いた感じでは3E位の幅でしょうか。inov-8は細目が多いですがこのモデルは普通です。つま先にも上下のゆとりがあります。

足入れ部のパッドが薄く、ヒールカップも薄めで、アシックスとは対極です。

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クッションシューズとはいえさすがイノヴェイトで比較的軽量です(28.5cm)。2018のナイキズームフライフライニットやミズノマイシマイザー辺りよりちょっと重い位の重量で、同サイズで軽く300gを超えるGT2000NYなどよりずいぶん軽量です。

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履いてみましたがゼロドロップのクッションシューズということで、母指球の下のクッション感がかなりあるのが面白いです。一方、かかとのクッションはそれほどでもなくGT2000NYとライトレーサーの間くらいで反発力も感じます。

 

この母指球の下も厚くかかとと差がないゼロドロップシューズですが、私初めてなので一度履いた限りでは違和感がありまして、慣れるまで少し足を出しにくく感じます。平地の少ないトレイルではあまり感じませんが、ロードだとわずかに歩幅が狭まってしまう感じがあります。

しかし、ソール前方に厚みがあるので突起を踏んだ時の突起丸め感はいいですね。また下り坂は走りやすい気がします。

かかとはカップも薄く、パッドも少ないのでアシックスほどのフィット感はなく標準的なフィッティングだと思います。

 

クッションもあり、幅も標準的なのでそれほど人を選ばず、ロードもトレイルも行けるシューズだと思います。重量がレース用というほど軽くないので、レースで使うなら名前の通りロード混じりの長距離サバイバルレース用ではないかと思います。

トレーニング用であればロードも行けるクッションと、トレイルでのグリップがあるので超万能シューズではないかと思います。とはいえ調子に乗ってロードで使いすぎるとロード用よりは早く減ってしまうと思うのでほどほどに。

ゼロドロップは私は違和感ありますが、好きな人は好きなので走り方によると思います。

ULTIMATE DIRECTIONのランニングベスト MARATHON VEST V2(アルティメットディレクション)のレビュー

暑がりな部類に入る私ですが、さすがに真冬はシャツの上にウインドブレーカー等着て走りに出かけます。

しかし、走っているとやっぱり暑くなってきて、上着を脱ぎたい。腰に巻いて走るという手もありますが、最近はランニングベストにしまっておくのが主流ですね。

ランニングベストは8lとか12lの大きめのモノなら家にあるのですが、補給不能な山を走る時は別として、コンビニがあるロードなら上着がしまえればそれでいいし軽いものがいいなと思っておりまして、ちょうど良さそうなモノが安かったので買ってみました。

 

ULTIMATE DIRECTION(アルティメットディレクション)のランニングベスト MARATHON VEST V2です。

ULTIMATE DIRECTION製品を買ったのは初めてです。上級者感があって敷居が高く思えていたので。

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青色を買いましたが色は黒からピンクまでいろいろあります

ULTIMATE DIRECTIONの中でも、MARATHON VEST という名の通りロード向けでポールを差すところもなく、合計容量は5.41lと小さめですが、重量136gとかなりの軽量モデルです。

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割と簡単な作りでその分軽い

背中側はレザボアをいれる大きい袋と、下側の小さいポケットがあります。大きい袋はレザボア2Lが入るとなっていますが、ここにウインドブレーカーも入ります。

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他の方法を薄手のジレで試すと

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ジレならここでも入る。袖付きだときついかな

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こういう方法もあるかな

前側は左右に奥の深いポケットと手前の浅いポケットが2重になっており、深いポケットは500mlペットボトルが収まります。浅い方は付属の300mlボトルが入ります。

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転ぶとスマホが飛んでいきそうなので山ではスマホは深い方のポケットかな

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付属のボトル、レザボアは付属しませんが2Lのものが入るようです

一応脇ポケットもありますが、小さくてスマホは無理です。飴とか大福とか入れるのがいいでしょうか?

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脇ポケット。両側にあります。

前にもファスナー付きのポケットがありますが、こちらも鍵とか飴とか用

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絶対無理

使用感ですが、上着とスマホ位で荷物が少なければ軽くて通気性が良く快適です。

ボトル×2+スマホ等で1㎏を超える荷物を入れた場合ですが、このベストは脇ベルトに伸縮性がなく背中側でそれが左右直結されており、胸骨にガチっと止める感じになります。このおかげでベルトの食い込み感が少しありますが重いボトルでも揺れが限定され安定しています。

これはありだなという感じです。

 

このベスト、ロードなら冬の間の上着収納用にも、夏は背中と前で2l以上の水携行用にもいい感じで使えそうでなかなか気に入っています。

山でもポールやがっつり補給食を持っていかないならこれでも使えるのではないでしょうか。

マウンテンバイクもなかなか面白い

最近、家にあった安MTBで遊んでいます。


8速アリビオが付いたハードテール車で、MTBというかなんちゃってMTB。そして15年ほど軒先保管され主に近所の買い物用として使われていた自転車ですが、トレランしていてここなら自転車も楽しいんじゃないと思い、15年間で多分初めて山に持ち込んでみたら楽しかったという感じです。

本当はできる子なのに今まで長いことパパチャリに甘んじさせていてすまなかったなという気持ちです。

 

安MTBの問題は重量がメチャ重いことで、多分15㎏近いんじゃないかと。これにはカギとスタンドを付けたままだからという問題もあるのですが。

このため&私の根性の足りなさ加減の相乗効果で、担ぎは勘弁、押しも気乗りしないという問題があり、激しくコースを選びます。下りでもゆるめの階段降りすら20段もやるといやになるので、個人的にはトレイルというよりジープロードが理想です。砂利道でちょっとわだちや水が流れて溝が出来てるようなところがいいですね。

 

しかし、そんなコースはなかなか見つからないのです。

MTBのコースはWeb上では皆さん慎重に秘匿されており、ぼっちの一見さんはどこを走ればいいのかも分からない。山は私有地も多いので、人が来すぎて問題を起こし侵入禁止になりかねないので秘密にするのは分かりますが。ビギナーにはなかなかハードルが高い。

 

そんな中、国土地理院地図やアプリのYAMARECOで当たりを付けて探索していますがなかなか当たりを引けないですね。携帯の基地局がある里山山頂はジープロードがついていることが多い感じがしますが、必ずしもそうではないですし

 

あと問題は事故ですね。スピードこそロードほど出ませんが、ちょっと間違うと崖から滑落するのでまあ危険は危険です。イノシシやスズメバチやマムシなどバイオ領域の危険もありますし。

 

しかし、下りでわだちや路肩のバンクにタイヤ乗せてまぐれでターンが決まると実に気持ちいいですし、木の根や岩の難所を足つきなしで抜けられるとやった!という気がして楽しいです。ウズラの群れなど珍しい鳥を見かけると得した気がします。


そんな感じでなんちゃってMTBもなかなか楽しいです。もっといいコースを見つけたいですね。

 

鵞足炎(がそくえん)との闘いとフォームローラー

膝の内側が痛くなる鵞足炎(がそくえん)という傷害があるのですが、持病化してしまい割と困っています。


この鵞足炎は以下のような条件がそろうとなりやすいらしいのですが

  • 使いすぎ、走りすぎ。
  • X脚で膝が内側に入ったり、つま先が外側を向くフォームで走っている。
  • 内転筋、ハムストリング辺りが固い。

数年前痛くなった時フォーム改造をして痛くなくなったので、もう平気だろうと安心してストレッチもせず先月200㎞以上走ったら久しぶりに少し痛みが出てしまいました。

上記3つの内、使いすぎと固さの2つ揃うと発症してしまうようです。

 

当分レースもないし2週間ほどランを控えめにして静養し(自転車は乗っていましたが)、ほぼ痛みはなくなってきました。

昨日は試しに7.5㎞ほどジョグしてみましたが平気なのでこれで大丈夫かな?


対策としてやったことは、ランを控えめにして使いすぎを止めると同時に、内転筋、ハムストリング辺りの固さを解消して柔らかくするため、一日4回くらいストレッチをして、更にフォームローラーを仕入れてゴロゴロしています。


ストレッチは四股、前屈、開脚前屈で、一日3-4回。前屈、開脚前屈は椅子に浅く掛けて片足づつでも出来るので職場でもやっています。


フォームローラーはこれを買いまして

内転筋、ハムスト重点に一日2回ほどやっています。

これでごろごろすると明らかに可動域が広くなります。ハムストをごろごろする前と後で、立位体前屈で2センチ位分曲がるようになります。

最近、右と左で筋肉の固さが変わってきていて、ストレッチしている方が柔らかくなっている気がします。これ、効き目あるのかも。

 

このフォームローラー色々種類がありますが、凸凹がきつくなく溝が少ないものはマイルド。凸凹がきつく鬼のこん棒みたいなやつはハードな刺激です。

フォームの固さも違うでしょうから見た目だけでは完璧に分からないでしょうが、一応の目安にはなりそうです。

次買うならこれくらい凸凹がきついやつの方が少し痛そうだけど効きそうでいいかなと思ってます。

 他にも色々あるので見てみてください。

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