ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

禁断の超軽量シューズ Karrimor AEROUS120

まずはこのヤバい写真をご覧ください。

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このシューズ、私のサイズなのでアシックスで28.5㎝のサイズ相当です。

これで重量151グラム。微妙に衝撃的じゃないですか?

多分ターサーより、ソーティマジックより軽いと思います。

 

そしてKarrimorというブランドがまた怪しさ満点です。

Karrimorってバックパックとかアウトドア用品のブランドと思っていましたが、本国イギリスではランニングシューズも出していまして、これをロンドンで買ってみたのです。

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見た目は割と普通で接着補強が付いたアッパーです。

ベロも割と普通で耐久性を犠牲にしたようには見えません。

 

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底は一応の厚さはありドロップもあります。

意外と一応クッションはあり、ターサージールより余裕で前も後ろもクッションがあります。

ライトレーサーよりちょっと固いくらいでしょうか。

 

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すごいのは底です。この白い部分はミッドソールのフォーム素材にそのままパターンが付いています。クロックスのサンダルの底みたいなことですね。フォーム素材なので多分、すぐ減っちゃうと思います。

つま先とかかとに申し訳程度ラバーが付いていますが、これも2ミリ程度と薄く、底の耐久性はめっちゃ悪そうな決戦仕様シューズです。

 

幅も2E程度で、軽いだけあって現所有シューズ中これが一番速く走れると思いますが、マラソン一発で底が終わってしまいそうで実戦投入は躊躇しております。

私には決戦などありませんし。

 

そんなわけでこの靴使いどころが見当たらなかったのですが、軽くて持ち運びに便利なので、仕事帰りのジム用シューズとして活用しています。

トレッドミルならそんなに底も減らないですし。

 

ちなみにこれを買ったのはロンドンのピカデリーサーカスにあるLillywhitesという激安スポーツ店。

ロンドンのロンドンスポーツ御徒町)と思ってくれれば大体当たりですが、ビルの1階から8階まで売り場なので、「流石本場ロンドンのロンドンスポーツはすげえ」という意味不明の感想になってしまいました。

ここでシューズ買って、ハイドパークを走るのものもいいですね。

書いてる人の紹介

書いている人(私)の情報があった方が、読んで頂く上でも寄り参考になるかなと思ったので、書いておきます。

だだのおっさんで別に面白いところは多分どこにもないのですが...

 

性別:男


年齢:アラフィフ

体力は下り坂で10年前から比べると次第に遅くなっている。ローカルレースで10年前は前から2割くらいには入れたが、最近はまん中位がせいぜい。

 

住所:神奈川県

勤務先は東京でそこそこの長距離通勤です。

 

職業:サラリーマン

あまり歩かない仕事です。どうせなら浅草で人力車引く仕事して鍛えたいかも。

 

参戦種目:ショート~ミドルのトライアスロン。マラソン

トラもマラソンも年1、2レース程度。できれば日帰りで済ませたい位の出無精。
それでも宮古島トライアスロンには出てみたいのですが当たりません。


得意なのはバイク、苦手はランです。全ては体重が重いせいではないだろうかと思っています。
坂はバイクもランもかなり苦手なので、極力平坦なレースが好きです。トレランとかは絶対無理です。
マラソンは2017-2018シーズン湘南、横浜、東京と外れており、館山、静岡、板橋に出る予定です。

 

記録:トラショート(追浜)2時間30分位、マラソン3時間53分位(東京)

どっちも10年近く前で今ではこれも無理です。

 

体格:身長177cm、体重73.5kg

けっこうな重量級です。しかし、これでも1年前より2kgほど痩せました。

体脂肪率は11%位なのでデブとまではいかないと思っていますが、マッチョでもなく骨が重いだけではないかと思っています。

体重が重い分、普通の人よりもクッションのあるシューズじゃないときついと感じます。

 

足:非対称

アシックスストアで計ってもらったことがありますが、確か左が27.0でE、右が27.5で2Eでした。このため左右別に買わない限り完璧なフィットは望めないという困った足を持っています。

また、踵が細いので踵のホールドが良い靴が好きです。

 

練習

以前は土日しかトレーニングしなかったのですが、加齢に伴って老人力が付いたので、勝手に早起きするようになってきたのを利用して、今年から平日朝に週1、2回5kmほど走っています。


土日は平均するとラン10kmとバイク1時間程度でしょうか。基本は一人で練習しています。


月間ではせいぜいラン100km、バイク100km位でしょうか。


他にはゆるーく動画や本でも見ながら家でローラー台を漕いだりすることもあります。


また、月に2回位ジムに行き、ウエイトやって、ランをキロ4分半で1km×3本位やって、スイム1.5kmくらいやって、焼き鳥食べてビール飲んで1セット終了みたいなこともしています。

自分に甘くてスピード練を一人で追い込むことが出来ないので、ジムのトレッドミルで速度13.5kmにして1km我慢する位で良しとしております。


また、天気のいい日は会社の2kmくらい先で電車を降りてそこから歩いて行くことも多いです。これは練習とはいいませんね。

 

道具

安くなっているとついシューズを買ってしまうため、現役のランニングシューズが10足位あります。正直邪魔です。レース用なんて年1、2回しか出番がないので全然底が減らない。

アシックスのクッションとミズノの足型が好きです。


着ているものは、記念品、ユニクロ、海外通販、ロンドンスポーツなどで安いものを買い集めるのが趣味。走る乞食。


自転車はロードバイク2台と、TTバイクが1台ありこれも邪魔です。全部いまだにシマノ10速。ホイールの融通もありなかなか買い換えられません。

 

 

こんなオッサンです。ハンドルネーム的なものがあったほうがいいだろうなと思い、考えたのですがいいのが思いつかずそのうち名乗ろうと思います(優柔不断)。

ミズノ ウエーブソニックのインプレ、感想

ミズノから出た新型ランニングシューズ「ウエーブソニック」を買いました。

前から気になっていたのですが、Amazonのセールでとても安くなっていたので買ってしまったのです。

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今回は普段着使用も考えて地味目なグレーにしてみました。

ワイドのほうには黒がありそれが良かったかなとも思いましたが、残念ながら私細足なので断念。

 

サイズはレギュラーの28㎝です。私の場合アシックスだと28か28.5でサイズをいつも迷いますが、ミズノは28でちょうどいいです。

私の足は左右で0.5㎝程大きさが違うので、完璧なフィットは左右別に買わない限り望めないのですが、ミズノの28センチはどちらもいい感じに収まります。

 

下の値段から更に20%引きだったので、なんと4800円位で買えてしまいましたよ!

ワイドはこちらですね。

 

このウエーブソニックが気になっていたのは、ドロップ(踵と前足部の高さの差)が少なく、フォアフッターやフラット着地野郎向けというところです。

日本ブランドのシューズにはあまりない、ニュートンみたいなシューズということですね。

そして、ポジション的にはアシックスではライトレーサーTSに相当する高耐久部活向けシューズのようで、ライトレーサー好きには無視できない。

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たしかに段差は少なめです。

ドロップ4ミリらしいので、ニュートンのラインでも小さめのほうに入ると思います。

ミズノではレース靴並みのドロップの少なさではないでしょうか。

 

写真悪くて恐縮ですが、28センチで重量は233gでした。

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サイズ感が大体は同じの、アシックス ライトレーサーTS6Slimの28.5cmが244gでしたから、それより少し軽いですね。

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フォアフット用なのでソールもフラットソールです。

ラバーはあまり厚くなさそうですが、X10ラバー製でこのラバーはなかなか減らないので、もともと底が減りにくいフォアフッターなら十分長持ちしそうです。

後ろも厚さは変わらなそうなので踵着地だと踵だけ早く摩耗しそうに見えますが、かかと着地向けのシューズではないので無問題です。

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このシューズもミズノウエーブ搭載ということになっていますが、ミズノウエーブの定義が他のミズノシューズと大きく違っていて、踵部の波波の板はなく、土踏まずにだけたぶん平らな板が入っているようです。

それウエーブじゃなくね?と軽く突っ込みたくなります。

ドロップを減らすためにかかとが薄めになっているので、かかとに板を入れることが出来なかったのでしょうね。

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それでもミズノウエーブのいいところは、踵よりも土踏まずのねじれ剛性の高さだと個人的に思っていたのでこれはこれでいいのではと思えます。

ねじってみましたが、このシューズやはりねじれ剛性はかなり高くポイント高いです。

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踵裏側には光を反射する部分がないのが個人的には残念です。

ソールのフォームが白いので暗いところでもそれなりに見えやすいとは思いますが。

でも良く考えたら夜走るのが嫌いな私には関係なかった。

 

アッパーは縫い目の少ないメッシュ素材でやわらかく、フィットはまあまあ。

足幅はアシックスのスリムとレギュラーの間位ですね。

前の方に補強が少ないので感触はソフトで布に包まれてる感じです。

通気性もおそらく最高でしょう。

踵が細い私の場合もう少し踵がきつくてもいいかもしれませんが、この靴が標準的なのだと思います。

 

履いて少し走ってみたので、感想を書きます。

ちなみに私はフォアまでいかないフラット着地で走っています(多分)。

恥を忍んで告白すると体重は74kgほどあります。

体脂肪率は10%位なのですが、多分骨が重いんじゃないかと。

 

全体的にクッションは抑え目ですね。

アシックスのライトレーサーTSの方が前も後ろもクッションがあります。

その分このシューズのほうがミズノらしい反発力は感じます。

 

かかとと前足のドロップは実際少なく、履くだけでフォア寄りの着地にちょっとだけなりますね。

かかとのショック吸収は波波の板も入っていないため限定的で、ある程度は走っていて足が出来ている人向けのシューズだと思います。

 

母指球のあたりは底の厚みがありますが、そこから指先に向けて急に薄くなっていて、この段差で足を進ませられてしまう感覚があります。

体の後ろの方で接地するフォアフッターにはこの感覚も合いそうです。

 

しかし、がそく炎持ちかつ重量級の私の足には底が薄いのでこの靴は10km以上の練習には使いたくないですね。

足のできてる人や軽い人は大丈夫だと思いますが。

今家にあるシューズでは最軽量級なので、レース用にしようかと考えています。

折角の部活用高耐久仕様なのにレースだけではもったいないので、スピード練や出かける時用にも使いましょうか。

しかし、ろくに走ってもいないのに靴だけが増えて行きます...

 

<追記>

このシューズ、ドロップが少なくかかとが薄いので、同じように走っても着地がフォア寄りになるという効果がありますが、走り方をフォア着地寄りに変えたい場合のトレーニングシューズとしても良いことに気が付きました。

かかとのクッションがそんなにないため、かかと着地になっていると着地衝撃が来るので、快適に走ろうとするとフォア着地の意識が自然と高まるんですよね。

フォーム修正のため、たまにこれを履いて5kmほど走っています。 

 

但し、レース用としては私の場合ある程度ドロップがあったほうが走りやすく、レース用としては使っていません。

 

そして実はこのシューズ、テニスの時使うと調子いいということを発見しました。

テニスで多い横方向に踏ん張る時、かかとの厚いランニングシューズは安定感が良くないですが、これはかかとが厚くないので、横に踏ん張っても安定しています。

フラットソールでソール面積が広いため、クレーコートでのグリップも良好です。

ワイドはこちらですね。

 

アシックス ライトレーサーTS6のインプレと個人的評判

アシックス ライトレーサーに17年春夏モデルのTS6が出ていますが、こいつを買ってみました。

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このライトレーサーはスピードトレーニングモデルとされていて、クッション的にはターサーとDSトレーナーの間に位置しており、サブ4位の走力向けとされています。

足形がレーシングラストなので、GT2000NYやカヤノに比べて若干細く感じますが、

ワイドモデルも用意されています。

元々お値段安めの靴なのですが、アマゾンでずいぶん安く買えました。

ちなみにこのライトレーサーのローマ字綴りはLightではなく"Lyte Racer"です。Lyteの意味は英語で「破壊されてできた物質」を表す接尾辞らしいのですが、商標登録の関係でLightにできなかったのでしょうか?もしくはラテン語辺りでしょうか?


このライトレーサーには「TS」と「RS」の2つのモデルがありますが、「TS」は部活用の高耐久性モデルで春にモデルチェンジ、「RS」は一般的なモデルで秋にモデルチェンジとなっています。


私、レース用には5年くらい前に買った「アシックス ライトレーサーDS」があるのですが、元々これも高耐久性モデルですし、年2、3回しかレースも出ないため、全く痛むこともなくずっと使用しています。

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黒いのが古いライトレーサーDSです。


底は全然減っていないのですがさすがに5年もすればフォームも劣化してるだろと思いまして、こいつは軽量を活かしてジム用屋内靴として第2の人生に回ってもらい、新しいのをレース用に使おうかと。

 


ライトレーサーTS6の印象ですが、まず「ライトレーサーも多少は恰好も意識するようになった」ことでしょうか。これまでのモデルはデザイン二の次の実用シューズでそこが好きだったりしたのでしたが、TS6は少しはデザインされている気がします。

前足部がニットになり多少モダンな感じにもなりました。

底の厚み感はDSと大きな差はありません。

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ソールはセパレートタイプで、重量がかかるかかとの真ん中が接地しないようになっていてショックを分散させる設計。

特にかかと側の接地面が少なくてソールが減りそうですが、硬いゴムなのでこれが減らないのです。一方でグリップは多分高くないと思います。

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重量はDSに比べ軽くなっています。

新しいTS6は28.5で243g、一方古いDSの方は28.0で265gですから1割くらい軽くなっている感じでしょうか。

同じ秤で、ゲルカヤノ23の28.5が355g、GT2000NYの28.0が341gだったので、クッションシューズに比べるとずいぶん軽いものですね。

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足を入れてみると、以前のDSは28.0、今度のTS6は28.5なので少しゆとり感はありますが、写真でも分かる通りかかとがタイトになっています。

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DSの前の方の形は右が2E、左がEという困った私の足にとても合っていると思っていたのですが、かかとがゆるいのが不満だったので、これは良さそうです。


新品というのもあり、最近の全面ニットアッパーに比べると固さを感じますがそれが高耐久性につながるのでしょう。


靴ひもは最近のアシックスに多いコットンのものです。濡れると化学繊維より乾きにくいですが、解けにくいので私は断然このコットンの方がいいですね。

 

走ってみてですが、へたったDSと比べるとけっこうクッションがあることに驚きました。

ゲルの入った踵もですが、前足部が意外とクッションが効いていて、フラット着地の私にはかなり快適です。GT2000NY並みとまでは行きませんが、レース用としてはかなりやさしい部類ではないでしょうか。


しかし、それなりに軽量ですし、それなりの反発感もあるので、当たり前ですがカヤノよりペースは上がりますね。


これならレースだけでなく練習にも使えそうですし、ウルトラやフルで足を残す作戦にも良さそうに思えます。
一方、ショートのトライアスロンで10kmだけ走るには、もっと薄くて反発力があってもいいかなと個人的に思います。

 

私以前に膝の内側の腱の付け根が痛くなる「鵞足炎(がそくえん)」というやつに苦しみまして、今も再発しないように気を付けており、走ったらロキソプロフェン湿布やインドメタシン入り塗り薬でケアしたりしております。


これが治ったり再発したりを繰り返していたころ、医者に「クッションが効いた靴にしなさい」と言われ、同じころ川内選手も練習の時はかなりクッションの効いたGT2000ニューヨークを履いていると聞きまして、これは真似するしかない!と、GT2000ニューヨークやゲルカヤノを履き始めました。


練習不足のおかげもあり、今はなんとか鵞足炎とは付き合えていますが、練習の時は基本カヤノですね。


とはいえ、たまには本番と言うかレースに出ることもありまして、レースで速く走りたいというよりも靴が軽い方が楽なのでではないかと思い、レース用の靴はもう少し薄い靴を履いています。

次のレースはこのライトレーサーTS6で行ってみようと思います(いつになるか分かりませんが)。

アシックス ゲルカヤノ23のインプレと評判(ランニングシューズ)

アシックスのランニングシューズの中でも、クッションが効いているモデルとして「ゲルカヤノ」というシューズがあります。

欧米では主力モデルのようで、スリムやワイドやレディスなどラインアップも色々です。

   

ひざを痛めて、クッションのあるシューズに変えろと医者に言われて、3年ほど前にゲルカヤノの2代前のモデルを買ったのですが、これでかなりひざの状態は改善しました。

そしてレッドカーペットの上を走るようなゴージャスなクッション感がとても気に入り、新しいモデルの「ゲルカヤノ23」を最近買ったので、そのインプレをご紹介します。

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これがゲルカヤノ23、Slimタイプの28.5cmです。

アッパーは外側が立体編みのニットで、内張がしてあります。

つま先補強や横のアシックスマークは接着になっていて縫製箇所がとても少ない作りです。なかなかカッコいいのではないでしょうか。

 

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後や底はこんな感じです。アシックスのクッション系は踵のカップがごつくてフィットが良いところが好きですね。

 

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このゲルカヤノ23は前モデルよりも足形が狭くなっており、つま先の余裕が減っています。下のグレーのシューズは同じサイズのゲルカヤノ21Slimですが、つま先が狭いですよね。実際履いた感じもそうでした。

Slimじゃないレギュラーの方も少し細くなっているようで、左足E、右足2Eの私は以前のモデルなら迷わずスリムでしたが、今回は普通のと迷いました。

 

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GT-2000NewYork4の28.0スリムと比べても、先っぽがしゅっとしてますよね。

 

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このゲルカヤノの特徴は、足の前の方に衝撃吸収用ゲルが入っていることです。

真ん中のゲルカヤノ21だとよくわかりますが3つほど前のシールにくさび状のゲルが見えます。

一番右のGT-2000NYにも踵側には同じようにゲルが入っていますが、前足にはありません。

 

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ゲルのくさびがグレーのゲルカヤノ21は3つありますが、下の23は2つに減っています。外から見えるボリュームも少し小型化。

 

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踵のゲルもやや小型化してますか?

 

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重量は355g。底のフォームが軽量なFlyteFoamというのに変わって、その分ゲルを増やして、重さを増やさずクッション性を高めたということらしいです。

 

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しかし2代前の21モデルのほうが軽かった。底が減っているせいだと思いますが。

 

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GT-2000NY4のほうが少し軽いですが、これは28.0とカヤノより小さいのでご留意を。

 

走ってみた感想ですが、まず、確実に細くなっていますね。

カヤノはインソールも分厚く、履いていると沈んできて少し緩くなるので最初はややタイト目でも履きなれるとちょうど良くなると思います。

最初はソールが固くって「え」と思ったのですが20㎞ほど走ると馴染んできました。

ソールのフォームが固めの白と軟らかめの黒の層でできていて、更にゲルと厚いインソールが入っているので、クッションは効いています。

クッションだけなら入門用ランニングシューズもぶかぶかに効いていますが、ゲルカヤノはクッションの質がちがっていて、なんというかとてもゴージャスな感触なのです。

反発はあまり感じないのですが、前に進む抵抗が少ない感触で、スルスル進んで行き、クッションや重量の割には遅くならない気がします。

私はフォアに近い着地なので、特に前足のゲルが効く気がします。

 

オーバープロネーション向き設計なので足の内側は固めで前足の蹴るところから力が逃げにくいのかもしれません。

 

アンダープロネーションの人には同じアシックスのニンバスが用意されています。こちらの方が外観的にはゲルが多く、ゴージャス感がさらに強そうです。

ただ、ニンバスはスリムタイプがないんですよね。

アンダープロネーションで細足の私は本来アシックス向けではなさそうです。

  

もう少し履いてみないとわかりませんが、カヤノ21と比べると、カヤノ23は、前足のクッション感はやや弱めに感じます。しかし、下り坂でヒール着地するときは同等にクッションがある気がします。これはもう少し馴染んでからまた書こうと思います。

 

ゲルカヤノは体が大きくて重い欧米人に人気があるようですが、故障持ちにもいいと思います。

また、ゴージャスな履き心地は誰にとっても快適なのではないでしょうか。

タイムを気にしないウルトラマラソンなら脚が持つこういうシューズがいいのかもしれません。

 

   

1月28日、29日のトレーニング

1月28日(土)

ラン 午前11㎞、午後5.5㎞ 計16.5㎞

自転車 午後30㎞

ローラー台 計30分

推定消費カロリー 2000kcal

 

1月29日(日)

ラン 午前9㎞、午後5㎞ 計14㎞

ローラー台 計30分

推定消費カロリー 1090kcal

 

土日ともに天気が良く、あったかく、絶好の運動日和。

それなりに家事や子守りもあったけどそれなりにはやれた。

これでもう十分脚も張っている。

とはいえ強度も低いし細切れトレーニングなのでどれだけ効果があるのだろうか?