ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

アシックス ダイナフライト Dynaflyteレビュー(ランニングシューズ)

またランニングシューズ買ってしまいました。
今度はアシックスのダイナフライト(DynaFlyte)です。また写真悪くてすみません。

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月に100kmも走らないのに、3カ月に一度のペースで靴買っていたらそりゃ靴箱が一杯になるわけです。

そして大して履かないうちにミッドソールが加水分解して履けなくなるといういつもの結末が待っているでしょうか。でも最近の素材は劣化少なくなってますが。

 

今度も買うきっかけはアマゾンで安売りになってたのを見つけたからです。

このモデル、新型のダイナフライト2が出たため、前のダイナフライトが半額以下の5000円ほどで売られていたのでついポチッとしてしまったということです。

ダイナフライト2とおそらくアッパー以外は同じなのでお買い得な気がしてしまいまして...

 

このモデルは昨年から新ラインとして、アシックス激推しの新素材"FlyteForm"をミッドソール全部に使ったシューズで、IR資料にも紹介されてた位の製品なので以前から気になっておりました。

IR資料:アシックス通信

アシックスは神戸に研究所があり、素材の開発も行っているようです。

www.asics.com


このFlyteFormはEVAより55%軽く、耐久性も優れているらしいです。

SolyteフォームがEVAより50%軽いと言っているのでそんなに変わりませんから、それでも激推しなのは耐久性が違うんですかね。

特許も色々取っているようですが、FlyteForm関連がどれかはわかりませんでした。

 

家にあるゴージャスな走り心地のゲルカヤノ23にもこのFlyteFormが使われているようですが、ゲルが入っているし、異素材貼り合わせのDuomaxだし、FlyteFormがどうなのかと言うのは良く分かりません。

でも、このDynaFlyteなら少しわかるかもと思ったのです。

 

また、私微妙にアンダープロネーションなので、本当はプロネーション仕様のシューズは合わないはずで、ニンバスやキュムラスにすべきなのでしょうが残念ながらこれらはSlim設定がありません。

ところが私細足なのでオーバープロネーション用ですがスリムの設定があるカヤノやGT2000をよく履いています。

ニンバスやキュムラスのスリムも作ってほしい。

で、アマゾンでダイナフライトの写真を見ると、クッションシューズとされている割にこのダイナフライトの足型は細めのレーシングラストっぽく合いそうな気がしたことと、プロネーションがアンダー~ニュートラルとされていたので、「細くてニュートラル」という私向けのシンデレラのガラスの靴のようなシューズに見えてしまったのです。

 

重量は28.5cmで294gでした。

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ゲルカヤノ23 slimの28.5cmが355g
GT2000NY slimの28cmが331gでしたからクッションシューズとしては確かに軽いです。

それでもライトレーサーTS6の28.5cmが243gでしたから、レース用シューズと比べると重いですね。

 

底の厚みはけっこうあり、クッションが効いてそうです。かかとにはGELも入っている様子。

 


但し、アウターソールのゴムは薄めなので、アシックスにしては耐久性は普通かもしれません。重量軽減のためでしょうか。中足部のプラスチックパーツも小さめでこれも軽量化のためでしょうか。

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一方、アッパーの素材は厚みもあって丈夫そうです。

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アシックスのクッションシューズに多い踵のプラスチック補強はないですが、内側のフォームは結構入っています。

 

履いてみると、中敷きがConfodryなので、カヤノに入ったむちむちのオーソライト中敷きと比べるとゴージャスな感じはありません。

左がE、右が2Eの私の足ですが、足幅はいい感じに合います。このシューズはほぼレーシングラストじゃないですかね。

踵はプラスチック部品がないせいか、カヤノやGT2000NYよりちょっとだけ緩めでしょうか。

 

少しだけ走ってみると、このダイナフライトかなりクッションあります。

前足部は下手するとカヤノよりクッションが効いてるかもしれません。ニュートラルシューズなので内側を硬くしていないせいもあるかもしれません。

かかとはカヤノの方がクッションあるかな。

クッションがそれだけある分やはり反発力はそれほど感じませんが、ずぶずぶ沈む感はなく、芯がある感じです。軽いせいか足運びは楽でするすると走る感じがします。

 

このクッションでこの重量のシューズはこれまで確かになかったですね。

すごくクッションのあるレースシューズというか、軽いクッションシューズというか。

脚を持たせること優先のウルトラマラソン用にはハマりそうですし、マラソンでも私のように脚持ちが怪しいランナーはレース用でもいいかもしれません。

普通にロング走に使うにしても、細足でアンダー~ニュートラルプロネーションの人にはアシックスでこれが一番いいと思います。

反面、足幅の広い人やオーバープロネーションの人には合わないでしょうね。

 

練習からマラソンまでこれ一足で済まして、下駄箱に空きを作り、夫婦関係を改善することも中々いいアイデアかもしれません。

耐久性は、カヤノやGT2000NYほど持たないと思いますが、1000km持てば私の場合下手すると2年履けますからそんなに問題でもなかったり。