先日入手したナイキのズームフライ フライニットですが、順調に特異な外見と特異な走行感を楽しんでおります。
走行距離はまだ50㎞ほどですが、やっぱりこのシューズ速い気がします。
これまでレース用に使ってきたライトレーサーよりも速い気がします。ズームフライ フライニットからライトレーサーに変えるとわずかに進まなくなった感じがしますから。
しかしなぜ速いのかが良くわからない。
そこでちょっと考えまして、この靴が速いのはこういうことではないかという説を提唱してみます。当たっているかどうかはわかりませんが。
それでは私の説を発表します。
ズームフライ フライニットの特徴は、「厚底」「カーボンプレート」ですが、注目したのはまず「カーボンプレート」のほうです。
一番上の黒い板が「カーボンプレート」ですが、結構固い板です。
これがソールに入っているおかげで親指の付け根が曲げ方向に固くなっています。
だいぶ極端にこれを図にしてみるとこんな感じになります(実際は少しは曲がります)。
相当極端ですがまあこういうことですね。
この、すねが40度傾斜した状態でこの2つの図でひざの位置を比較してみます。
実際には足首の動きがあるので、こんなに単純な話ではないとは思いますが、
図の緑色(ズームフライフライニット想定)のほうが、ひざの位置は前になります。
このため緑色のほうがストライドが伸び、速いのではないかと考えられます。
次に「厚底」効果を加えてみます。
この「厚底」&「カーボンプレート」も40度傾斜で重ねてみます。
ひざがさらに前になるので、さらにストライドが伸び、速くなるのではないかとも考えられます。
しかし、このモデルは足首も曲がりませんし単純すぎます。
この理屈だと竹馬で走るのが最速という結論になったり、それなら全く底が曲がらないサイクルシューズがいいという話になりかねないので、全くそんな効果がないとは思ってないですが、これで大部分説明できるというほどの自信はありません。
ナイキ ズームフライ フライニットはなぜ速いのかの説をぜひ教えてください。