ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

箱根旧東海道を攻める(攻めてない)

私、何しろ体重76gですし自転車で一番苦手なことは坂を登ることなのに、今年の夏休みにウッカリ激しく坂を登る計画を立ててしまいました。

仕方ないのでトレーニングするしかないなと思い、最近自転車でたまに坂を登る練習をしています。

全然強くなってはいないのですが、ここらで練習の成果が少しでもあったのかをチェックするかと思い、天下の険「箱根」に行ってきました。

 

家から登り口になる箱根湯本までまず65㎞ほどあるので、どうにも一日仕事ですから朝から出発です。

先が長いので抜かれても気にせず、サイクリングモードで心を無にして一号線を西に向かいます。

 

3時間ほど走り箱根湯本に接近しますが、今回の攻略予定ルートは「箱根旧東海道」なので、湯本駅前少し手前の「三枚橋」を左折します。

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橋の上で補給を食べスタートです。

 

しばらくは箱根湯本の町の奥を走る道なのですが、そこそこの斜度があります。

下りもありつつ町が途切れて神社を通過すると本格的な登りになります。

私の場合、早速34-28のインナーロー固定になり、しばらく耐えていると畑宿の集落で少し平坦になりますが、そこからがクライマックスの七曲り区間です。

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平均斜度10.1%と表示されていましたが、コーナーの内側は20%を超えるでしょう。いゃ~きついっす。座っては漕げないので立ちこぎでなんとか前進します。

七曲りを超えるとゆるくなるかというと全くそんなことはなく、「斜度12%」の標識が出ていたり依然として攻撃の手は緩みません。

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標識によると傾斜だけでなくサルからの攻撃もありうるようですが。

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旧道は木陰になる区間が多く、夏向けのコースですね。
獲得標高は700mほどでヤビツと同じくらいみたいですが、箱根のほうが明らかに斜度は激しいです。

旧道と新道を使って、一応周回コースを作ることができるのもいい点でしょうか。

 

こんなところの高校で自転車部やってたらさぞかし鍛えられるでしょうね。

ちなみに、弱虫ペダルで巻島さんの言っていた「ペダルを前にスライドさせるようにすると進むっしょ(だっけ?)」を最近採用しています。

言い方を変えると、踏み始めをなるべく早くするため、上死点を過ぎた位から踏もうとすると下には踏めないので前にスライドさせることになる。とも言える踏み方と解釈しています。

巡航時の点で踏む疲れない縦踏みと、アタック用のパワーが出るぐるぐる回し踏みの間のちょっとパワーが欲しい時の踏み方として使っており、長い登りには重用しています。


三枚橋から10.5㎞ほどで、国道1号線に合流するところがゴールです。芦ノ湖の近くではあるのですが、この地点からは湖は見えません。

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芦ノ湖畔に下り、昼ごはん食べるところを探しますがピンとくるところがなく、もう一度旧道を下山して食べることにしました。旧道は車が少なくてこっちのほうが好きです。

 

下山中はブレーキを握る手が疲れるほどの下りとカーブですが、さすがにもう半袖でも寒くないですね。

 

しかし、ここから65㎞走って帰るのも退屈です。とはいえ輪行もめんどくさいし、車で渋滞は一番いやです。

その前に坂がいやなので、往復150㎞も自転車乗ること自体が好きではないとも言えるかもしれませんが、一日中自転車乗るとなんか頑張ったような気がしていいんですよね。

少しはやせるかもしれないし。血圧も下がるかもしれないし。速くなるかもしれないし。