ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

競走馬の調教メニューで自分を調教してみた

今年は12月8日の湘南国際マラソンにエントリーしているのですが、今年の猛暑に危険を感じて8月はどうしても練習する気が起きず、そのまま9月になってしまいました。

9月になり、観念して走り出してみたのですが、当初はまだ暑いこともあり10㎞ジョグも無理で最後歩いてしまうような状態でした。

それでもなんとか平日朝練、夜練も含め9月はオールジョグですが自分月間記録の250㎞を走り、なんとかLSDなら距離続くようになりました。

しつこくストレッチしたおかげか足の状態は悪くなく、無事10月を迎えます。


10月からはスピード練習も始めたのですが、何度かキツイのやると何箇所か軽く痛みが出てきてしまったので追い込む気がせず、せいぜいレースペースで走る程度に強度を下げ、ごまかしながら10月は180㎞。

 

そして11月になり、脚の状態はあまり変わらずですが、そろそろ少しだけきついのやろうかと思い3連休を迎えました。

練習何やろうかなと考えたのですが、デリケートで下手するとすぐ故障する競走馬の調教法に何かヒントがないかと思って調べてみたところ、これはデリケートで下手するとすぐ故障するおっさんの練習にもなかなか使えそうで、試してみました。

 

まだアラフィフのこの中年は、この調教に耐えられるのでしょうか?

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採用したランニング練習メニューは二つで、一つは

坂路調教

坂道を駆け上がる調教ですね。栗東トレセンに導入され関西馬優位の状況を作った理由ともされています。

重力で高負荷がかかりますが、スピード自体は速くないので着地ショックは小さいというデリケートなおっさん向けメニュー。

近所に傾斜7%ほどで200m位の坂があるのでインターバルで5本ほどやってみましたが、いやーきついっす。

私もともと体重があるため、ランでも自転車でも坂苦手なので本当にキツく、最後の方は大分垂れてました。

ただ確かに着地ショックは少ない感じはしますし、心肺・筋力向上には効きそうに思えます。

普通に着地がフォア寄りになるので、フォームをフォア寄りにしたい時にもいいかもしれません。

但し、下りを走ると全ての長所が逆になり、着地ショック大きく、ヒール寄りになるので、下りは走らず歩いた方が良い気がします。長く下りを歩くのはとても退屈なので、あまり長い距離でやらない方がいいかもしれません。

 

もう一つが

ダートコース

競走馬のレースは芝コースが多いのですが、調教では壊れやすいので芝はあまり使わず、ダート(砂)のコースが主に使われるようです。

これも着地ショックが少なく、地面のグリップが低い分、変な反力が足にかかりにくいため故障が少ないということと思われます。

フォームがきれいでない場合、この変な反力を減らすというのは効果的なのかもと思いやってみました。

この調教のコースは鎌倉の砂浜を採用しました。材木座~坂下で途中川を渡るため道路に戻るところもありますが片道2㎞近く取れますし、海に向けた傾斜が少ないのでランには鎌倉が最良です。

2往復やりましたが、脚にやさしい感じはあります。海に近い砂が湿ったところはそんなに走りにくくもありません。

乾いたふかふかの砂はとても走りずらいですが、故障防止的にも、負荷的にも良い気がします。但しかなり走りにくく、走る気持ちよさはほとんどないのが残念です。
ゆっくりでも負荷感はありますが、グリップがない分スピード練習という感じにはなりません。

 

競走馬の調教はダートより更に足にやさしい木片を敷き詰めたウッドチップコースや、プラスチックを敷いたポリトラックコースというものがあるようで、これらもやってみたいと思っています。

相模原まで行くといいウッドチップのコースがあるみたいですね。ここは行ってみたいです。調子次第では今週末行こうかな?

コース図

http://www.a-stadium.jpn.org/gaiyou/ko-suzu2.pdf

紹介記事

sportsone.jp

昨日状態を試しに舗装路で10㎞タイムトライアルやってみたのですがカヤノ履いて52分でした。やはりスピード不足感じるので、坂道もう少しやってみようと思います。

 

追記

坂路調教をその後斜度20%!程度で長さ100mほどの劇坂でやってみたのですが、こっちの方がいいですね。

スロージョグのスピードで登っても、限界まで心肺を追いこめます。キツイ。おしりの筋肉とハムストに激しく効きます。

しかしその割に脚へのショックはスロージョグ並みという優秀なトレーニングです。

フォームは少し狂ってきちゃうかもしれませんね。