ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

adidas PureBoost DPR(アディダス ピュアブースト)のレビュー(ランニングシューズ)

先日御徒町のロンドンスポーツに行ったのですが、アディダスのピュアブーストDPRがとても安くなっていたので買ってしまいました!


アディダスは最近もう数年ほど買っていなかったのですが、例のBOOSTフォームは気になっており一度試してみたかったのです。

このシューズ「シティランニングシューズ」とメーカーサイトでは紹介されており、なんのこっちゃという感じですが、レース用でも初心者用でもなく、ランだけでなく街で履いてもいいみたいなシューズのようです。

 

先に謝っておきますが、今回少し履いてしまってからのレビューなので靴が汚いです。すみません。

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ニットアッパーでデザイン自体はすっきりしていますが、ニットの柄で少し色気出してる感じでしょうか。たしかに街で履いてもカッコいい感じですかね。

これは色がついていますが、黒やグレーもあるので街で履くにはそっちもいいですね。

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ソールは前後連続したフラットソールです。フラットソールの靴買ったの久しぶりかも。アウターソールに穴が沢山開いていてミッドソールが見えます。

ミッドソールは全面BOOSTフォーム。発泡スチロール風の独立発泡ビーズで出来ています。底の厚さはスピードトレーニング系位の厚みです。履いたらどんな感じなのでしょうか。

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重量は28.5㎝で272g。

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アシックスのゲルカヤノ24の28.5cmSlimの345g
アシックスのGT2000NY7の28.5cmで320g
アシックスダイナフライト28.5cmで294g
など、クッションシューズに比べると軽量です。
一番近いのがミズノマキシまイザー21の28㎝で275gですね。

ナイキのズームフライフライニットが267gなのでここにかなり迫ってます。
しかし、アシックスライトレーサーTS6の28.5で243gには及ばない位。

これもやっぱりスピードトレーニングじゃないかと。

 

履いてみますが、アッパーは良くできており、幅は2Eで私にはいい感じにフィットします。ニットアッパーなので当たるとこなどはありません。

但し私はかかとが細いので、ここはアディダス合わないんですよね。アシックスに慣れると少しかかとがゆるい感じがします。

走ってみると、底は結構固めで反発力があります。見た目より薄いソールの感覚でアシックスのGT2000NY7はもちろん、ライトレーサーTSよりもわずかに固い感じでクッションはほどほどです。

BOOSTフォームは固いんでかね。

このモデルは「路面を感じ取れる」用に作ったと書いてあるのでモデルごとに固さが異なる可能性高いですが。

 

固い分反発力があり、スピードが乗るシューズです。かかとより前の方で反発を感じます。フラットソールですしフォア~フラット着地の方が合いそうです。

これもスピードトレーニングシューズというくくりに合いますね。

 

このピュアブーストですが、街でも履きやすいデザインや色でありつつ、トレーニングにも、何ならレースでも使えるという万能性が売りでしょうか?
デザインが良いので、シャレオツなランナーさん向けですかね。

 

 

 

 

ファーウエイ(HUAWEI)のスマートウオッチ HUAWEI WATCH GTを買ってみた。

私ランニング用GPS的なものとしては

いまだに現役のガーミン(Garmin)フォアランナー310XT

3週間持つ鬼電池寿命と直射日光下の見やすさが売りのシャオミ(Xiaomi)Amazafit Bip

を使っていました。

dietdiary.hatenadiary.com

Amazafit Bipに至っては寝る時も入浴時も常時着用し睡眠計測もするようになり、もう普通の時計は何か月もしてないという状況になっております。

このAmazafit Bipはとても良い商品だと思いますが、しいて言えば、

  • 脈拍、GPS共に精度が高くない
  • ランニング時のペース表示が計測スパン長め(200m位?)なので、「今の速度」を把握しづらい

位の小さな不満はあります。でも電池持ちの良さで全て許せちゃうのですが。

 

しかし、こいつのおかげでスマートウオッチなるものに目覚めてしまい、他の物も見てみたいと思ってブラックフライデー辺りに調べてみました。

GPSと心拍計がある商品でカタログ値の電池持ちがAmazafit Bipに次ぐのは、同じくシャオミのAmazafit STRATOS2か、ファーウエイのHUAWEI WATCH GTかGT2辺りの2週間みたいですね。

中国製品なかなかやるな。

 

で、HUAWEI WATCH GTが新モデルのGT2が出たこともありブラックフライデーセールで安くなっていたので買ってしまいました!

ja.aliexpress.com

大きい方の直径47mmモデルです。
Aliexpressで11800円ほどでした。ビッグカメラでも18500円位で売っています。

 

開封時の感想としてはまず「箱が立派」。シャオミもですが、中国ブランドは箱が立派なことが多いです。

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ベルトは何てことないシリコンですが本体はケースになかなか品質感があり、良いもの感があります。質感はGarminのFenixシリーズにも負けていません。

但し、Amazafit Bipに比べると大きく重いですね。

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装着の感想としては、反射型液晶のAmazafit Bipと異なり、ディスプレイが点灯されないと何も表示されないので、手首をひねって点灯するまでの0.5秒ほどが多少もどかしいですね。

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デフォルトの時計画面。色々変えられる

 


液晶は明るく鮮明で、直射日光下でサングラスをしていても問題なく見えます。AMOLED液晶らしいですが、これはいいですね。

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気圧と標高を表示するOutdoor表示画面

使ってみるとGPS、心拍計共に、Amazafit Bipより少し精度が高そうです。

GPSのつかみはかなり早いです。


標準設定で心拍が24時間ずっと記録されていて、おそらく睡眠計測にも使っているようなので、少し睡眠計測の精度も高い気がします。

ランニング時はベルトをきつめにした方が心拍計測精度が上がる気がしますね。

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運動時の表示。表示は明るく直射日光下でも良く見えます

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アプリ側のペース表

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アプリ側の心拍チャート

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本体側の心拍チャート表示

この商品はやってみたかったVO2maxの計測ができます。

初めて使った特には43でしたが、5回目以降は47で安定しています。ジムのエアロバイクでも12分間走でもこれくらいの数字が出るので、精度はそこそこなのではないでしょうか?

VO2maxからのマラソン予想タイムは4時間25分と出ていますが...ここの推定精度は悪いことを祈ります。私はランエコで勝負するタイプなので...

 

他には電子コンパス、気圧計などが付いており、スマホとの連動で着信通知や天気予報を時計側に表示することが出来ます。

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睡眠計測が凝ってる

 電池はGPS動かさなければ2週間以上無充電で行けそうですが、走ってGPS動かすと2週間は無理かなという感じです。それでも一日平均30分ほど走って10日は持つと思います。カラになっても1時間ほどで充電できるのはなかなか優秀ではないでしょうか。

このHUAWEI WATCH GT今のところ大分気に入っています。

1万円強でこの機能と質感は安すぎです。


唯一の問題は走るときのオートポーズ機能がないことでしょうか。ボタン操作一発で止められるので止めればいいのですが、オートポーズに慣れていると再スタートを忘れてしまいます。

 

もう一つの問題というか懸念は、私の位置情報、心拍数、歩数などが、ファーウエイに把握されており、中国企業は中国政府に情報を提供しなければいけないので、中国政府が私の情報を常時得られてしまうということでしょうか?

まあ私はゴーン氏でもないので、興味をもたれることもないとは思いますが。

 

AliexpressのHUAWEI GT一覧はこちらからどうぞ

http://s.click.aliexpress.com/e/nhRSyt0G

 

<追記2020/1>

どうもこの時計、GPSがつかめない地点の運動はなかったことにするという計測ロジックのようで、トンネル内のGPSがつかめない所は走行距離をカウントしないようです。一方で時計はその間も動いているので平均速度は実際よりも低下します。

ガーミンもシャオミもGPSが拾えなかった区間は直線で移動したものとして距離をカウントするためそれはそれで曲がったトンネルだと直線距離とは誤差が出たりするのですが、それでもトンネル内ノーカンよりは誤差が少ないのでそのほうがいいですね。

この点はアプデで変更になるといいなと思っています。

<追記2020/8>

ファームウエアのアプデがありまして、めでたくトンネル内などGPSがつかめないところでも計測が動くようになりました!画面の表示パターンも増えました。でもオートストップはまだないですね。

AONIJIEのランニングソックスが調子良くてビックリした

中国ブランドのウエアって聞くと、安いけど品質やデザインがイマイチって思いますよね。

実際、Amazonで売っている中国ブランドのウエアもコスパは良いが絶対的に良いかというと微妙なものもありますから。

しかしですよ、HuaweiとかLenovoとかHaierとか世界ブランドの中国メーカーもある中で、アパレルブランドで良いところが出てきても不思議ないよねとは思っていました。製造国としては非常にシェア高い訳ですし。

 

そこで、「AONIJIE」なる中国のブランドを見つけまして(オウニーツィエと読むらしい)ここのは結構良いのではと思ってしまいました。

aonijie.com

サイトを見る限りトレイルランニング用のアクセサリーが主力の会社みたいです。中国版ULTIMATE DIRECTIONですね。

ここで私が買ったのはソックスというか靴下です。

ライフワークである良いランニング用5本指ソックス探しを中国の通販サイトAliexpressでしていたら見つけたのです。

買ったポイントとしては

  • 綿が入っていない完全化学繊維製で、ドライ性能が高そう。
  • サイズがSMLとあり、デカ足の私向け。
  • Aliexpress(中国の通販サイト)で送料無料480円と安かった。

以上の3点です。

足汗かきなので、ソックスは100%化学繊維のものが好きなのですが、TabioSportsは高いし、他に良いものを常時探しているのです。

 

ショート丈とアンクルの2つ買っても1000円しませんからワークマンほどではないですがなかなか安い。

s.click.aliexpress.com


注文後到着まで10日ほどかかりましたが無事到着。赤いのがアンクル丈、グレーがショート丈です。

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空けて最初の印象は、箱?のデザインがカッコいいことです。中国ブランドっぽくないですよね。

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素材は表示を見ても中国語なのでさっぱりわかりませんが、

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パッケージの裏側

Google翻訳で調べたところ

  • Coolmax 60%(ライクラ社の速乾性ポリエステル素材)
  • ナイロン 14%
  • スパンデックス 13%
  • 弾性繊維(これだけ分からなかった)? 10%

のようで、取りあえず化学繊維100%で優秀ですし、クールマックス60%ですから速乾性は高いでしょう。

ナイロンが混ざっているのは破れやすい場所の補強用でしょうか。ナイロンはポリエステルより強いので。

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ショート丈の方

履いてみるとやや薄手で軽量です。薄いほど保水力も少なくなるのでドライ性能的にはプラス要素です。保温性や耐久性は低くなりますが。

自転車用にも良さそうな厚みですね。

100%化学繊維にしては触った感じはツルツルせず、綿混じりのようなナチュラルな触感です。

足の実寸27.3㎝の私ですが、Lで問題ないですがやや大き目かな位のサイズです。

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走ってみると、特に問題を感じるところもなくわりとドライ状態をキープしています。

触っても湿っている感じはないのに、家に帰って床板の上に立っていると湿気の足跡ができるので、相当湿気を発散している感じがあります。なかなか良さそう。

 

100%化学繊維は臭くなるものがありますが、とりあえず1回履いてみた限りでは大丈夫でした。なかなか良いですよ。

耐久性はまだわかりませんが、Tabioスポーツ一足の価格で3~4足買えるので、100%化学繊維の靴下としては合格ではないでしょうか。

 

AmazonではAONIJIEのベストが良く売られていますが、この感じだとバッグ類も多分悪いものではない気がします。

 

AliexpressのAONIJIEオフィシャルストアはこちら

s.click.aliexpress.com

 

このベストが2300円送料込みは良さそうではないですか?

s.click.aliexpress.com

 

ベスト類はAmazon.co.jpでも結構売られており、それほど価格差ないものもあるので普通にアマゾンで買ってもいいかもしれないですね。

www.amazon.co.jp

 

BCAAや抗酸化サプリを海外通販でお得に仕込みました

サプリとか飲みますか?

私はあまり凝ったものは飲まないのですが、普通の定番ビタミンだったり、アミノ酸だったり、ミネラルやフィッシュオイルは飲んでいます。

 

これらの定番的サプリ、日本でも昔よりは随分安くなったのですが、それでもまだ海外の方が安いカテゴリなので、私は海外通販で買うことが多いです。

 

先月、今月と2回もアメリカのiherbでポチってしまいましたので、買ったものとお店のご紹介をしておきます。

https://www.iherb.com/?rcode=AQE4420

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このサイトのリンクから買うと、初回購入の方は10%安くなるはずなので、よろしければご利用ください(僕にもポイントがもらえます)。

 

で、私が最近買ったものですが、

 

走る前や走っている途中に飲むと筋肉の損傷が抑えられるとされるBCAA。

アミノバイタルに入っているやつですね。

アミノバイタルのスティックをアマゾンで買うと、2200㎎×30袋の合計66gで1300円ほどですが、iHerbで1000㎎×60カプセルの計60gで600円弱と半額以下です。

jp.iherb.com

私は、レース前、レース中、強度の高い練習前後にBCAA飲みます。このためそんなに減りませんが、これが減るくらいの頻度で強度の高い練習しないとだめですね。

 

 

ランニングは酸素を沢山消費しているので活性酸素もたくさん発生します。これは確実に体に良くはない。

この活性酸素対策としてのサプリメントもいくつかあります。これらは時間の長い練習の前後に飲んでいます。多少老化防止にもならないかと。

 

これは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、カルシウムなどが混ざったサプリメントです。75錠で550円と廉価です。

jp.iherb.com

 

こちらも活性酸素対策ですが、ビタミンC、カルシウムに加えてシトラスのフラボノイド(色素)が入った抗酸化力強げなサプリメントです。

100錠で950円ほど。少し材料高い植物色素の分値段も上のより少し高い。

jp.iherb.com

 

上のJarrow Formulasの商品は抗酸化力のあるビタミンEが入ってないので、飲むときはこれを併用します。110錠で550円ほどと激安です。

jp.iherb.com

 

 

脂肪の代謝や疲労回復に効果があるとされるビタミンBも当然のように摂取します。

練習時、レース時もですが、疲れたとき夜飲んで寝たりもします。アリナミンなんかも結局ビタミンBですから同じようなものです

B1、B2、B6、B12,葉酸、ナイアシンが入って100錠で500円以下という安さです。

jp.iherb.com

 

 

最近、広告で見かけますが、血液サラサラにした方が流れが良くなる分心臓の負担が低くなって持久性パフォーマンスが上がる説というのがあります。
 
そりゃそうかもなという気がする説ですし、もし関係なくても健康にはいいだろうと考えると、摂りたくなるのがEPA,DHAのフィッシュオイル。
2グラムカプセル100粒で770円ほどですが、240粒で1500円ほどの奴を買いました。

jp.iherb.com

 

他にもiherbはサプリメントなら大体のモノはあり、値段も総じて国内の半額位で買えちゃうのでなかなかお得です。

アメリカの会社ですが、送料は550円ほどで追跡付きと安いんですよね。その上一度に2180円購入で送料無料になるので、すこしまとめ買いすると更にお得です。

配送も早く、大抵は3日位で日本に着きますよ。

www.iherb.com

2019湘南国際マラソンを走ってきました

昨日は6年ぶり位に湘南国際マラソンを走ってきました。

www.shonan-kokusai.jp


天気も良く風も弱く絶好のコンディションだったのですが、私はいつも以上にダメでした。いやいつも通りにダメだったのかな?とにかく練習不足ですね。


この湘南国際マラソンですが、先着順なのでエントリー開始日時に秒読みしてエントリーすれば大抵は出られるという抽選運のない人にはありがたい大会です。


湘南国際マラソンその他のメリットとしては

  • 徹底的にフラットなコースで風がなければレコード狙えるコース。
  • 海が見えるところが多く多少気がまぎれる。
  • 折り返しコースなので、良く見ていれば同行者の応援ができる。
  • 開催が今年は12月1日と比較的早く、極寒にはならない。
  • 参加記念シャツが毎年なかなか格好良い。

デメリットとしては

  • 開催時期が早いので、ちゃんと仕上げようとすれば真夏の練習が必要。
  • 一直線コースなので、景色があまり変わらなくて飽きる。
  • やや高めのエントリー費用(12000円)

といったところでしょうか?

 

当日は午前7時20分ごろJR東海道線の大磯駅に付きました。

この駅には私の好きな立ち食いそば店はありませんが、コンビニがあったので食べ物はそこでの調達になるかと思います。

大磯駅から会場までは、徒歩35分か無料の送迎シャトルバスとなっており、私は足を温存したかったのでバスに乗ろうと思っていましたが、バス待ちの大分長い列ができていました。

おとなしく列に並びながらパン食べたり、バナナ食べたりしていましたが結局バスに乗るまで25分ほどかかり、そこから10分以上バスに乗ったので、時間的には歩いた方が速かったかもしれません。

このシャトルバスを降りてから、会場まで5分ほど歩いて到着です。

この時点で8時ちょうど。大磯駅着から40分ほどかかっています。

 

会場はあまり広さに余裕がなく、男女別など複雑な動線設計になっているため、荷物預けにいくまで結構渋滞で、上着脱いだり、持ち物整理したりして荷物預けが終わったのが8時35分ほど。

スタートが9時なので急ぎ目でトイレに行きますが、小だけですがトイレ渋滞通過に10分以上かかり、8時50分からスタートラインに向かいます。

スタートブロックに着いたのはほぼ9時ちょうどになってしまい、自分のブロックの中ではだいぶ後ろの方でした。そこそこスタート位置までは距離があり、Aから始まるDブロックなので、アクチュアルスタートまで時間的には余裕でしたが、列が動き続けているためストレッチが出来ていないのがやや不安ですがまあ仕方ないすね。

今回の目標は久しぶりの4時間切りです。

 

スタートからしばらくは西湘バイパス上を走るので景色はいいですが、風が吹いたら少し大変かも。道幅は2車線で路肩が狭いので、渋滞気味で3㎞位はキロ6分位のペースを強いられます。

西湘バイパス降りた位からやっと走りやすくなり、キロ5:20ペースで巡航に入ります。
コース上にトイレは7~8km位の間隔でありますが、だいぶ並んでいます。会場のトイレも結構並ぶので、このレース早めに行ってスタート前に用を足すのが重要に思えます。

 

平塚あたりはあまり応援の人は多くないのですが、相模川を渡ってから次第に多くなり、江の島折り返し点付近はそれなりに大勢応援してもらえます。


1本道コースなのですが、折り返しが両端の2か所ある変則設定なので、江の島の折り返し点はまだ18.5㎞地点です。ここでトイレに行きましたがスタート直後とは違いもうそんなに長蛇の列ではありませんでした。


給水所もまあまああり、食べ物はバナナ、レーズンなどはたいていありましたが、他にもスポーツういろう、和菓子系、スポーツ用ジェル、ひと口おにぎりなど給水所ごとにバラエティがあり少しだけ飽きにくいかも。


しかし、徐々に私の脚も傷んできており、30㎞過ぎでもうキロ5:30維持がきつくなってきて5:45位までペースが落ちてきます。

ふくらはぎ、ハムストに加えなぜだか大腿四頭筋まで痛い。ズームフライのせいでしょうか?

35㎞位でもう6:00維持もきつくなり、想定タイムも割ってしまい今日はダメなのを悟ります。


このレース、「救護」の帽子をかぶったおねえさんがたくさん道端に立っているのですが、これが素敵なおねえさんが多くて、何度も「もう救護されちゃおうかな~」と思ったのですが、用事があって早く帰りたいので一応走りつづけます。

ゴールに近いところで救護されると、回収車待ちではなく、救護のお姉さんがコース上をゴールまで車いすを押してくれるという至れり尽くせり加減のようで、真の勝利者はリタイヤ者なのではないかという気もします。


結局、救護はされないながらも第2折り返し付近から少し歩いてしまいました。きつい。おねえさん達ごめん。

ストレッチしてゴール前だけ走りなんとかゴールです。

今日は絶好のコンディションの割にダメでした。俺って弱いなぁ。

水と随分凝ったデザインの完走メダルもらって終戦です。


直前に5㎞25分、10㎞52分、ハーフ1:54分は出していたので、今回の問題はひとえに耐久性不足です。

今年の夏は暑さに耐えらなくて走らず、9月になってから10週間で仕上げるという促成栽培でスピード練習多めにやった分、練習距離が足りなかったということでしょうか。

12月1日レースですから、無理の効かないジジイは夏から走っておかないとだめだったのかな?

今期はあと2レースあるので次頑張ります。

競走馬の調教メニューで自分を調教してみた

今年は12月8日の湘南国際マラソンにエントリーしているのですが、今年の猛暑に危険を感じて8月はどうしても練習する気が起きず、そのまま9月になってしまいました。

9月になり、観念して走り出してみたのですが、当初はまだ暑いこともあり10㎞ジョグも無理で最後歩いてしまうような状態でした。

それでもなんとか平日朝練、夜練も含め9月はオールジョグですが自分月間記録の250㎞を走り、なんとかLSDなら距離続くようになりました。

しつこくストレッチしたおかげか足の状態は悪くなく、無事10月を迎えます。


10月からはスピード練習も始めたのですが、何度かキツイのやると何箇所か軽く痛みが出てきてしまったので追い込む気がせず、せいぜいレースペースで走る程度に強度を下げ、ごまかしながら10月は180㎞。

 

そして11月になり、脚の状態はあまり変わらずですが、そろそろ少しだけきついのやろうかと思い3連休を迎えました。

練習何やろうかなと考えたのですが、デリケートで下手するとすぐ故障する競走馬の調教法に何かヒントがないかと思って調べてみたところ、これはデリケートで下手するとすぐ故障するおっさんの練習にもなかなか使えそうで、試してみました。

 

まだアラフィフのこの中年は、この調教に耐えられるのでしょうか?

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採用したランニング練習メニューは二つで、一つは

坂路調教

坂道を駆け上がる調教ですね。栗東トレセンに導入され関西馬優位の状況を作った理由ともされています。

重力で高負荷がかかりますが、スピード自体は速くないので着地ショックは小さいというデリケートなおっさん向けメニュー。

近所に傾斜7%ほどで200m位の坂があるのでインターバルで5本ほどやってみましたが、いやーきついっす。

私もともと体重があるため、ランでも自転車でも坂苦手なので本当にキツく、最後の方は大分垂れてました。

ただ確かに着地ショックは少ない感じはしますし、心肺・筋力向上には効きそうに思えます。

普通に着地がフォア寄りになるので、フォームをフォア寄りにしたい時にもいいかもしれません。

但し、下りを走ると全ての長所が逆になり、着地ショック大きく、ヒール寄りになるので、下りは走らず歩いた方が良い気がします。長く下りを歩くのはとても退屈なので、あまり長い距離でやらない方がいいかもしれません。

 

もう一つが

ダートコース

競走馬のレースは芝コースが多いのですが、調教では壊れやすいので芝はあまり使わず、ダート(砂)のコースが主に使われるようです。

これも着地ショックが少なく、地面のグリップが低い分、変な反力が足にかかりにくいため故障が少ないということと思われます。

フォームがきれいでない場合、この変な反力を減らすというのは効果的なのかもと思いやってみました。

この調教のコースは鎌倉の砂浜を採用しました。材木座~坂下で途中川を渡るため道路に戻るところもありますが片道2㎞近く取れますし、海に向けた傾斜が少ないのでランには鎌倉が最良です。

2往復やりましたが、脚にやさしい感じはあります。海に近い砂が湿ったところはそんなに走りにくくもありません。

乾いたふかふかの砂はとても走りずらいですが、故障防止的にも、負荷的にも良い気がします。但しかなり走りにくく、走る気持ちよさはほとんどないのが残念です。
ゆっくりでも負荷感はありますが、グリップがない分スピード練習という感じにはなりません。

 

競走馬の調教はダートより更に足にやさしい木片を敷き詰めたウッドチップコースや、プラスチックを敷いたポリトラックコースというものがあるようで、これらもやってみたいと思っています。

相模原まで行くといいウッドチップのコースがあるみたいですね。ここは行ってみたいです。調子次第では今週末行こうかな?

コース図

http://www.a-stadium.jpn.org/gaiyou/ko-suzu2.pdf

紹介記事

sportsone.jp

昨日状態を試しに舗装路で10㎞タイムトライアルやってみたのですがカヤノ履いて52分でした。やはりスピード不足感じるので、坂道もう少しやってみようと思います。

 

追記

坂路調教をその後斜度20%!程度で長さ100mほどの劇坂でやってみたのですが、こっちの方がいいですね。

スロージョグのスピードで登っても、限界まで心肺を追いこめます。キツイ。おしりの筋肉とハムストに激しく効きます。

しかしその割に脚へのショックはスロージョグ並みという優秀なトレーニングです。

フォームは少し狂ってきちゃうかもしれませんね。

ガリビエ峠を攻める(ロータレ峠も攻める)

さて、昨日はフレンチアルプスのラルプデュエズを攻めた訳ですが、

ラルプデュエズに自転車で登ってみました(ロードで)。行き方と準備を紹介します。 - ランニングと自転車で運動する中年

獲得高度こそ1km以上あったものの、宿からの移動時間がほとんどないため実は自転車に乗っていた時間はせいぜい3時間ほど、乗った距離も多分35km位だけでした。

そして全然攻めておらず、結局32Tの乙女ギヤをゆるゆる回しただけ。


そんなわけで、朝起きても体は全然平気で元気。これなら今日も行ける。

計画では、元気ならガリビエ、疲れていたらグランドンでしたが、これならよりきついガリビエ峠を目指せそうです。

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今年のツールドフランスはラルプデュエズは使わないですし、コースに使われるガリビエにもせっかく来たので行きましょうか。


ガリビエ往復はブールドアザン(Le Bourg d'Oisans)の観光局おすすめ自転車ルートの一つになっているので、素直にこの通り行ってみようかと思います。

 

https://uk.bourgdoisans.com/equipement/the-col-du-galibier/


距離こそ往復100㎞ですが、獲得標高は2970mらしい。

ヤビツ×5本弱とかヤバい。私は経験ないレベルですね。

観光局のモデルコースはきつさで4段階に分けられていますが、当然、Black-Very hardという最もキツイレーティング。

まだ(もう)アラフィフのおっさんはこの調教に耐えられるのでしょうか?


今日の装備ですが


・水はロングのボトル×2。

軽くしたいのはやまやまだが、コンビニも自販機もないのでやむを得ない。暑いしそれでも足りないと思うが。


・補給はパン多め、ようかん、飴少々。

補給はラーメンとかうどんとかウエットなもの食べたいのですが、ここはフランスのど田舎なので絶対そんなの食べられない、というか何でもいいから食べられる店があるかどうかも怪しいのでもうなんでもいいやと手当たり次第に持っていく。


・バックパックを背負い、ヘルメットにはGoProのパチものをちょんまげマウント。

けっこう速くてやる気満々のサイクリストが多いので、やる気のなさをアピールして勝負を避け無駄に疲労しないことを重視しようかと。

 

朝8時過ぎにブールドアザンを出発し、東に向かいます。

5㎞ほど平地を走ると、覚悟はしていましたが早速登りになってきます。
結構交通量の多い道で、大型トラックも多い割に片道一車線づつの広くない道なのですが、抜くときに自転車との距離を軽く2mは空けて抜いて行ってくれるのであまり怖くはありません。


少しだけ下ってダム湖に着き、記念写真。今度はその湖沿いの道を進みます。

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この道ですが、絶壁にへばりついて付けられている道で、道の端に50㎝ほどの高さのコンクリート製の構造物がありますが、その構造物の向こうは断崖絶壁で50m以上下に湖が見えます。

路肩を走ると、自動的に視界に崖下遠くの水面が目に入ってしまい、かなり怖いです。

何か下手打ったら一発で死ねそうですし、崖下見ると吸い込まれてしまいそうで、申し訳ないのですが路肩を走ることが出来ず、だいぶ車線の内側寄りを走ります。

抜いていく車はそれでも2mは空けて抜いていくので、完全に対向車線走って抜いていきます。じゃまですまん。

 

20㎞ほど走ったところで登りが始まります。ロータレ峠まで18㎞みたいな表示がありますが、まだ傾斜5%もない感じでそんなにきつくもないです。

景色も変わってきて雄大さがアップしてますね。

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30㎞と少し走ったところで、ラ・グラーブの村に着きます。

ホテルがいくつもありますが、スキーや登山の拠点になるような村みたいですね。

レストランもありますし、トイレもありますし、水の補給も可能です。

ここで、サプリ飲むかと思ったのですが、持ってくるのを忘れていました。活性酸素的に体に悪い予感...

 

ラ・グラーブを出ると少し斜度もきつくなり、7%位の感じになります。

景色は更に雄大になり、なんかこう別世界な感じに。

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しかし、速いサイクリストに何人も抜かれ、現実に引き戻されます。

おそろいのウエア着た10人ほどの団体に抜かれたのですが、彼らにはなんかついていけそうな気がしてしまい、しばらく頑張りましたが結局ちぎられました。

 

だいぶ消耗しながらなんとかロータレ峠に到着。

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ロータレ峠は結構頂上が広く、大きな駐車場、レストラン、土産物屋などがありなかなか休憩には良いところです。とはいえ結構ぼったくりでペットボトルのコーラが3ユーロだったりするのですが。

レストランで食べる気もせず、パニーニスタンドはありますがパニーニを食べる気もせず、コーラを飲みながら持ってきた甘いパンを食べます。最低の食事ですが自転車は炭水化物が燃料なので。

 

そして目的地のガリビエ峠に向けて出発です。

ロータレ峠から更に9㎞上ると着くはずですが、ロータレ峠までの道より全然狭く、路肩は何もなくそのまま崖下に続いて行きます(それほど絶壁ではないですが)。

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そして傾斜はきつくなってます。10%超えるところもありそうな。

路面や岩には色々書かれていますが、目立ったのはアンディ・シュレクの応援。書かれたのは4,5年前だと思いますが、ペンキってそれくらいでは消えないんですね。

 

ロータレから8㎞ほど登ると、広い駐車場に出て、お店などもあり、やっと頂上か!と思ったら、そこは頂上をパスする短いトンネルの入り口で、真の頂上はさらに上でした。

1㎞ほどの距離ですが、なぜか標高は100m違う。つまり平均勾配10%。

 

大分疲れたところでこれがきつく、写真を撮ってくれるお兄さんがいても写りを気にする余裕もなく登ります。

脚がつり始めたので2回ほど休んで本当にヘロヘロになりながら、真のガリビエ峠頂上に到着。やったぜ。

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真の頂上にも駐車場がありますが、狭くてここの頂上ゴールはどうやったのか不思議でした。表彰台は作れても、チームバスは絶対無理。

景色はだいぶいいですね。

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標高2600mまで来ると、もう木はない一方、まだ雪が残っていて(フランスは今夏気温42度とかになってたはず)、下界とはだいぶ違いますね。

 

 

しかし27㎞ほどずっと登りつづけ!たことはこれまでなかったので、大分疲れてしまい、補給も不足気味で早く帰りたくなり、補給もそこそこに帰路に着きます。

ブールドワザンからロータレ峠まではそんなに気温は変わらない印象でしたが、ロータレからガリビエまでの標高600mは気温差がある感じで、頂上でジレを着てアームカバーして降りて行きます。
木がなく視界がいいので攻めるのも楽しそうですが、そんな元気もなくタラタラ降りて行きます。
 
27㎞続く下りを1時間以上踏まずに降りていくとお尻が痛いという問題が発生しますが心頭滅却しつつブールドアザンに帰還。

 
午後3時ころという半端な時間に帰ってきたので、とりあえずスーパーでパンを買い補給します。

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ブールドアザンは田舎の村なのに1軒大きなスーパーがあり、ここで食材とワインを買い、夕食は自炊しました。

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ワインはローヌ、メニューはジャンボンペルシェ(ハムのゼリー寄せみたいなもの。ウマイ)、クスクスのサラダ、シュークルート、ステーキというフランス人が食べてそうなものにしてみました。
 
前日のラルプデュエズ、今日のガリビエでオジサンの冒険はとりあえず終わりです。
二日で獲得標高4000mは老体にはなかなか厳しかった。楽しかったけど。
 
前日のラルプデュエズ日記はこちらです。よろしければ。