ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

アシックスGEL-VENTURE(ゲルベンチャー)7 のシューズレビュー

毎日毎日くっそ暑いですが、トレランは舗装路の上を走るより多少マシです。

山は木があるので日陰が多いのと、下に熱せられたアスファルトがないのでロードとは大分違いますね。コンビニがないので水など荷物は増えますがなかなかいいですよ。

 

トレラン用シューズは大分前に買ったアディタスのものを使っていて結構気に入っていたのですが、さすがに底が減り滑りやすくなってきたので新しいの買いました。

今回はアシックスのGEL-VENTURE(ゲルベンチャー)7 というシューズです。

黒/緑のやつはレディスモデルです。

トレランってサロモンとかInov8とかを履いている人が多くて存在感薄めですが、実はアシックスも意外と色々トレランシューズあるんですよね。

その中でこのGEL-VENTURE(ゲルベンチャー)7 はエントリー寄りでクッション重視の商品みたいです。

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アマゾンで2Eと表示されているものを買いましたが、おそらくアシックスクッションシューズ用足型のレギュラー幅なのではないかと思います。感覚的には3Eほどありそうです。


サイドには多めに補強が入っていて、石に擦ったりした時の耐久性は悪くなさそうに見えます。

ミッドソールはは厚めで「GEL」と書いてあるのでGELが入っていると思います。

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アウターソールはパターンがあまり深くなく、V字型の突出部分の面積比率が少なめです。泥ハケが良さそうですね。ロードで使うと少し減りが早いかもしれません。

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足を入れると、中敷きがオーソライトなのでむにゅっとソフトな感触です。足入れ周り全周で包み込む感じで、かかとのホールドはそれほど強くありません。


重量は28.0cmで317gだったので、350gほどあるゲルカヤノよりは軽く、GT2000NYや」JOLTなどと同じくらいですか。

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走ってみると相当クッションがあります。JOLTと大差ないのではと思うくらいです。オーソライト中底のムニムニ感もあり、大分ソフトな感じでウォーキングにもいいと思います。

但し反発力はあまりなく、走ると多少進まない印象があるのでレース用という感じではないです。

小石や木の根を踏んだ時、トレッキングシューズだと底の堅さで局所的な突き上げを分散しますが、この靴は底の厚さで突き上げを丸める感じです。これはこれでいいかもしれません。

 

まだドライの状態でしか履いていないですが、土、岩共に普通にグリップします。パターンが浅めなので砂浜がいい感じですね。

 

走ると多少進まない感じがありますが、歩く限りではとてもソフトで優しい感じなので、ガチ走り用というより走ったり、歩いたりのトレランになかなか良いのではないでしょうか。

値段も安いので、ロード混じりのコースで底をすり減らしてもそんなに痛くないというメリットもあります。


ロード混じりで走ったり歩いたりってまさに僕のゆるトレランなのでピッタリかもしれない。

クソ暑い時のランニング

これまで私は6,7月にトライアスロンに出て、その後8月は暑いしランニングしない!位に夏はさぼっていました。
しかし、昨年湘南国際マラソンに出たのですがこの大会12月になってすぐなので、9月になってから走り始めていては調整期間は3か月しかなく、促成栽培で臨んで撃沈しました。

出たことないですが横浜マラソンだと11月ともっと早いのであきらめて夏走らないとどうしようもない。

今年に関してはレースはみんな中止なのでどうでもいいのですが、それとは別にコロナ太りが解消されないという問題があり、走る必要を感じて今年は何とか8月も走っています。いやーきついっす。


この酷暑で何とか走るために工夫していることを書いてみますが、皆さん良い作戦があれば教えてください。

 

<コース>

夜走る

これが普通に一番いいですね。気温も少しは低いですが、日差しがないのは大きいです。走ってそのまま風呂場に直行という自然な生活を送ることができます。ただ、私は日没を待って毎日ビールを飲み始めるので、あまりやりません。夕食後に走るなら夕食時にビールが飲めないし。多少飲んでも別にジョグ程度ならやれないことはないのですが。

朝か夕方走る

昼間よりは多少気温が下がりますし、建物がある所なら、太陽が低いので日陰も出来てそれなりには楽になります。特に早朝は気温的には一日で一番低いのでいいはずです。早起きが可能ならですが。

私は夜走るのが好きではないので、割と早朝派です。

木の多い公園を走る

皇居、多摩川、荒川などは日陰がなく夏は最悪ですが、駒沢公園や砧公園など木の多い公園なら少し日陰が出来て楽でしょうか。トイレもあれば水もあるので、周回コースで良ければ大きな公園はアリですよね。

大阪の大阪城公園~大川沿いは木が多く夏は結構いいですが、最近行ってないな。

トレランにする

山を走れば基本的に森の中なので、日陰は多いですし、熱せられたアスファルトの反射もないので少し楽です。但し、コンビニや自販機にアクセスしづらいので水をたくさん持って行く必要があります。

私の場合坂が苦手という大きな問題がありますが。

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ジムで走る

これは一番まともかつ効果的な作戦で、ジムに行ってトレッドミルを走るというやつです。コロナ禍初期に市川のスポーツクラブでクラスターが発生したため、ジムは危険という印象がありますが、その後はあまり聞きませんね。

トンネルを走る

ないところには全くないと思いますが、トンネルの中は昼間でも当然日差しがないので暑さ的には結構楽です。但し、景色が変わらない、車がうるさい、空気が悪い感じがするなど決して快適とは言えない気がします。それでもたまにやるのですが。

厚木の山神トンネルや逗子の小坪トンネルなど「幽霊が出る」と噂のトンネルならば一層の涼感アップが期待できます。

地下街を走る

日差しがない上冷房入ってますから暑さ対策としては最高級です。補給もその汗まみれのウエアでお店に入れるか問題はありますがお店自体はあります。
問題は走っているやつなどいないことでしょうか?混んでいる時間は自粛したいですね。
東京では大手町~東銀座で片道4㎞。日比谷辺りで寄り道すれば5㎞作れますね。日陰のない皇居走ってる場合じゃないかもしれません。
札幌、名古屋栄、大阪梅田辺りもなかなかいい地下街コース取れそうですね。
類似のコースとしてはショッピングモールを走るというのもなくはないんですがちょっと度胸が要りますか。汗をこぼすと掃除する人に申し訳ない気がします。

海底を走る

何言ってんだとお感じになるでしょうが、川崎の千鳥町から東扇島に渡る「川崎港海底トンネル人道」というのがありまして、これ日本最長の人が通れる海底トンネルらしく、海底部分が1㎞、全部で2㎞弱のトンネルらしいです。関門トンネルも人道はありますが800m弱でこちらの方が長いようです。
https://tokyo-bay.biz/pref-kanagawa/city-kawasaki/kn0195/

tokyo-bay.biz


場所は川崎港トライアスロンの会場近くです。いいコースかどうかは分かりませんがネタにはなりそうですね。


<装備>

コンプレッションインナー

夏走ればポリエステルのドライ素材だろうと、綿100%だろうと結局完全に濡れてしまうのでその点では着るものなど何でもいいのですが、体に密着するタイプのシャツは、汗の気化熱が皮膚から奪われるので多少涼しい気がします。
商品としてはコンプレッションインナーなどと言われるもので、最近屋外作業の人が良く着ているファン付きの空調服も中にはこういうの着るようです。


色は輻射熱を反射する白で長袖が日焼け防止にもなり調子良く私は夏の昼間はこれ着ています。
この上には着ないので乳首が透けるという問題がありますがまあ多少はね。

ランニングベルトを買ってみた

最近ランニングベルトを調達して使っているのですが、これちょっと走る時になかなか良くて気に入っています。
フリップベルトなどのランニングベルト購入検討の方に向けてレビューします。

 

私が買ったのは、中国のULTIMATE DIRECTIONと勝手に呼んでいる高品質中華ブランドAONIJIEのランニングベルトです。
Aliexpressで買いましたが、この商品はベルトに250mlのフラスクボトルがついて1400円ほどなのでなかなかお買い得でした。

s.click.aliexpress.com

 

10日ほどで商品が来ました。

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開封しましたが、この手の商品はベルクロか何かで腹に合わせるものだと勝手に思っていたので、何のつなぎ目もない伸縮性のある輪が来まして多少戸惑いました。

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いや俺ウエストないっていうか、腰より腹の方が太いんで落ちちゃわないかとか、その前にTシャツ着るみたいに頭から通すのか、スカート履くみたいに足から通すのかも分からないという戸惑いです。


作りは薄いメッシュの布が2枚重ねになっているだけなので軽くて通気性抜群げな感じです。
2枚の布の下側が縫い付けてあり基本全周ポケットになっています。一部上側も縫ってあったり、クリップやゼッケン止め、タオルや上着用のリングなどがあり、超軽量な割に運搬能力はありそうです。

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それでもただの輪なので超軽量です。

 

使い勝手的には、

  • スカート履くように足から入れたほうが付けやすいです。
  • サイズにもよるのでしょうが圧迫感はあまりないです。軽いこともあり、つけてる感じがしません。ベストやボトルホルダーがあるようなごつめのウエストポーチに比べると気軽に使って気軽に洗濯できます。
  • バッグ類は走るとシャツが痛むものがありますが、これならほとんど痛まないのではないでしょうか?何しろただの二枚重ねの布なので擦れるところがない。
  • 不思議と走っても落ちません。水500mlとスマホと小銭入れとジェルとで計800g位入れても全然落ちません。ズレもしません。僕にも実はウエストというものがあったんですね。
  • 但し、ペットボトルを入れると、体にフィットしないのでブルンブルン揺れて走れたものではありません。水はソフトなフラスクボトルに入れたほうが良いです。
  • フラスクボトルでも500mlをいっぱいにするとやはり揺れます。液体の詰まったシリコンのバッグを体に付けて走ると揺れるということは、胸にシリコン入れた女性が走ると多分こんな感じで胸も揺れるのだろうなと思います。そう考えると楽しい気分になりますね、
  • しかし、250mlのフラスクボトルならそんなに揺れは気になりません、500mlのフラスクボトルでも半分ほど水入れるだけなら問題ありません。胸のシリコンの揺れも大きさ次第なのでしょうか?

のような感じです。


私は、スマホ、250mlのフラスクボトル、小銭入れ、アメ辺り入れて、主に10㎞以下位のランに使っています。最近は暑くて10㎞も走れないので、こればかりでベストもウエストポーチも全然使っていません。


暑いときはこの少しの水でも救われることはけっこうあります。500mlのフラスクボトルに半分入れて家を出てこれを飲み、途中のコンビニで1リットルの紙パックのお茶やエビアン700mlペットボトルを買い、その場で飲んで残りをボトルに入れるというのもやります。


またこれは軽いので、次回マラソンに出るときに使おうとも思っています。ゼッケンも1枚は付けられますし、サプリメントやジェルやスマホ位を入れるにはちょうどいい感じなのです。腹はランの時に頭の次位に動かないところなのでスマホも収まりがいいですし。

でも今冬もきっとマラソンは無いのでしょうね。


あとはラン以外の使い方として、スられないようにパスポートを腹巻きに入れるという話を聞いたことがありますが、これもまあまあ腹巻きなので同じように使用可能でしょう。ただ通気性が高く保温性はないのでおなかの保温には全く意味がありません。

s.click.aliexpress.com

<追記>

外側についている二つのゴムベルトを使うと、脱いだウインドブレーカーをバッチリ保持でき便利です。夏ほど携行水量もいらないのでむしろ冬のほうが使えるかもしれません。

正月にもらったミカンがカビが生えそうなので最近ランニング時にミカンを持っていくのですがこれが意外と揺れずランニングベルトにいい感じで収まります。

アシックス ランニングシューズ JOLT 2のシューズ口コミレビュー

私はウォーキング通勤用に真っ黒ランニングシューズを履いているのですが、先日まではミズノのマキシマイザー21を使っていました。


このマキシマイザーは安く軽く走りやすいので何代か使っていたのですが、この昨年モデルの21はアッパーの耐久性がとても高く、アウターソールがすり減ってミッドソールが見えるまで使うことが出来ました。実に優秀なシューズでした。


このミズノマキシマイザーに相当するアシックスのモデルが、昔はロードジョグという名前のモデルで、最近はJOG100などと色々名前を変えていたのですが、昨年からまた名前が変わりアシックスJOLTという名前になっていました。

ロードジョグやJOG100はふわふわクッションで足には優しい一方で、重く反発力に欠けるので進みが悪く走りにくいという問題がありましたが、それ以上に幅がスーパーワイド幅しかないという細足気味の私には大きな問題があり、本来はアシックス派の私も真っ黒ランニングシューズはミズノにしていました。


しかし、このJOLTも2になり、アマゾンで見てみると幅が「2E」のモデルもあったので久しぶりに買ってみたという訳です。アシックスのサイトではスーパーワイドのみ扱っているのでこれはアマゾン別注モデルですかね?

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画像で見ると真っ黒ですが、色表記は「ブラック×ダークグレー」となっており、やや不安でしたが開けてみるとちゃんと真っ黒です。通勤用にも問題ありません(その前にランニングシューズという時点ですでに問題があるのかもしれない...)。


デザインしすぎになりがちなミズノマキシマイザーに比べ、JOLTはけれんみが無くすっきりしたデザインで個人的には好感が持てます。但し、ソールはスーパーワイドと共通なのか横幅が広くアッパーからのはみだしが大き目でシュッとした感じはあまりありません。

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ソール、特にかかとの厚さは外から見ると相当厚く見えますが、ソールの外側が巻き上がっていて外から見たソールの上端よりも1センチ弱低いところに足底が来る作りなので、クッションシューズとしてはやや厚め位の感じだと思います。

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重量は28.5のレギュラー幅で321gでした。
ミズノマキシマイザー21は28㎝で275gなので、軽さでは敵いません。
アシックスのGT2000NY7の28.5cmで320g
アシックスのゲルカヤノ24の28.5cmSlimの345g
などと比べるとほぼ同等でしょうか。プロネーション抑制機能などはなさそうですが。

 

履いてみると、2Eという感じではないですね。アシックスレギュラーの広さ感なので3E相当だと思います。つま先が丸くなっているので、足の親指や薬指辺りに余裕を感じます。


カヤノやGT2000ほどではないですが、かかとがしっかりホールドされる感じがあります。これはアシックスらしくて好きですね。

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かかとに再帰性反射が付いている

歩いてみると普通に歩くだけでもかかとや母指球の下が少し沈む感覚があり気持ちいです。ナイキの厚底ズームフライも沈みますが、もっと低反発枕的な感触で独特ですね。

 

走ってみると、やはりかなりのクッション感があります。ふわふわで雲の上を走っているみたいです。通勤で駅のタイルやコンクリートで出来た堅い地面を電車に乗り遅れないように走る時もショックは少なくていい感じ。

それでもロードジョグ時代ほどには蹴る力を吸収する沼感はなく、以前よりは走りやすくなっていて故障持ちの人のジョギング用になど良さそうです。


ニンバス並みのクッションでニンバスよりも少し進まないくらいの感じでしょうか?快適ではありますが反発力をあまり感じないのでペースは上がりません。

ジョギングペースならそれほど問題は感じませんが、ペースを上げると進まない感が出るので、レースやスピードトレーニングには向かないですね。


まあこの手の靴は看護師さんが良く履いているというのもあり、ランニングシューズというか立ち仕事用シューズという側面もあり、そのためにはこのソフトな底はとても良さそうです。

走るの重視ならミズノマキシマイザー、歩くの重視ならJOLTでしょうか?デザインはJOLTかな?

仕事に履いていきたいのですが、今は在宅勤務なので履くチャンスがないのが残念。

<追記>

このシューズなぜかわかりませんが濡れた金属の上で滑りやすいです。雨の日は注意しましょう。

弱虫ペダルの競技設定を考察してみた

先週末は3連休だったのですが、来月出走予定だった板橋シティマラソンが中止になってしまい、更に風も強いので走る気が起きず、だらだら過ごしてしまいました。


それでもたらたら固定ローラーでも踏むかと思い、アマゾンプライムで何か見るかなと探したら、「弱虫ペダル」のシリーズ4が全て無料で見られるようになっていました。

シリーズ1~3は視聴済みで、シリーズ4は以前見たときは1話目だけ無料だったのですが待った甲斐がありました。やったぜ!

お話としては主人公が2年生のインターハイのところですが25話全部見てしまいました。なかなか、面白かったです。


ちなみにこの25話合計12時間で、お話的にはほぼレース1日分しか進行しておらずほぼライブ換算の時間経過です。中には300m進むのに1時間以上かかってたりする超絶スロー進行もあったりしました。

 

この、「弱虫ペダル」は高校の自転車部の設定ですが、その設定がずいぶん実際の高校自転車部とは違うようです。

エンタテイメントとして面白いように変更されていると思いますが、逆に考えるとエンタテイメントとしていけていない部分が自転車競技のどこなのかを考えるヒントになりそうです。

 

弱虫ペダルにはトラック種目がない

この「弱虫ペダル」の世界にはトラック競技はなく、ロードレースだけをやっているようです。

これは良く理解できて、そのそもなじみのない自転車競技なので視聴者にルールを理解してもらう必要がありますが、そのためには理解する対象となる種目を減らしたいのでしょう。

そうすると沢山種目のあるトラックレースを無いものにしてしまったほうが簡単です。

ポイントレースや4速など絵的に誰がリードしてるんだかよくわからないものもトラックには多いですし、背景が変わらないのは映像的にはよろしくないのでしょうね。

また、ロードでもTTはありません。これも種目削減でルール説明を減らし分かりやすくするためだと思いますし、単独で走っているだけでは競っている感じが絵で出ませんから。


ステージレースである

実際のインターハイからトラック競技を抜いてしまうと、ロードが1日あるだけになってしまいます。しかし、ワンデーレースだけでインターハイが寂しくならないように弱虫ペダルでは3日間連続するステージレースになっています。

それも周回コースでなくラインレースなのでジャパンカップより凄い仕立てです。そりゃ立派で景色も変わったほうがマンガ的にも映えますよね。観客も沢山います。

アニメ内で描かれた実在のコースが聖地化してファンが来てくれるという所在地メリットもあるようです。

自転車競技の中ではケイリンの次にメジャーなのがステージレースのツールドフランスですから、それに似た競技に設定したということでしょう。

 

時間差スタート、ボーナスタイムなし

これは私重要だと思うのですが、普通のステージレースだと前日のタイム差の影響で二日目以降は走っている順番と順位が違ってくるため、誰が一位なのかタイムを計算しないと分からないという問題があります。

アニメでこの計算させるのもビジーだろうと思ったのか、この弱虫ペダルでは、前日のタイム差に合わせた時間差でスタートするという方式をとっています。箱根駅伝2日目のスタート方法と同じです。

ワンデーレースに二晩休憩が入るようなものですね。

これであれば位置と順位は同じになるので、絵で順位が分かります。

 

この弱虫ペダルではいつもハンドル投げてリム差の勝負になるのですが、それで盛り上がるのはこのルールのおかげです。

ステージレースに良くあるボーナスタイムも、この位置と順位が一致しない問題を避けるため採用されていません。

 

このルールでレースしたらどうなるだろうと想像してみたのですが、もし初日に逃げを決めて勝ったとすると、次の日もその状態からスタートできるので、逃げモチベーション高くなるのではないかと。

但し、その分集団が容認してくれないのでハイペースのきついレースになりそうです。平地ゴールだと結局大集団スプリントで決まるのでしょうか?

大き目の逃げ集団なら逃げ切るかもしれませんが、結局その逃げ集団内で最後はスプリント勝負ということになりそうです。

山岳ステージでも結局逃げはできるのでしょうが、有力選手は集団でにらみ合いしてアシスト使って結局捕まえるというのが基本線でしょうね。

山であまり離されてしまうと次の日合流できなくてアシストも出来ないので、あまり力の差がない有力アシストがいることが重要な気がします。

 

また、平坦ゴールでスプリント勝負になるとしても、前日の山岳でスプリンターが遅れていると集団まで引き戻すのも大変なので、山が本当に苦手なピュアスプリンターはこの時間差スタート式ではつらくなる気がします。

あと、総合順位がステージ成績の積み上げになってくるので、総合は捨ててステージ狙いのチームってのは出ずらくなるので、毎日同じチームが勝って興ざめするかもしれません。

しかし、見た目と順位が一致するのは分かりやすいので結構いいのかもしれません。一度この方式のレースでどうなるか見てみたいですね。

東京マラソン一般参加中止だそうですが

2020東京マラソンは、エリート部門だけで行われることになったようですね。

一般で出走予定だった方はお気の毒です。きっと良いことがありますよ。

 

私はもともと当たっていないので関係ないですが、このままだと今期最後に出走を予定している3月15日の板橋シティマラソンも中止になりそうで、どうなるのだろうと思っています。

 

思い起こせば、以前板橋シティマラソン出走を予定しており、それなりに調整していたのですがレースの4日前に東北震災があり中止になったことがあります。

あの時はマラソン走るような気分ではなく、そりゃ中止だよねと思いました。

エイドの飲み物や食べ物も被災地に回すとのことで間接的に被災地支援の助けができて良かったのかもしれません。

ただ走れなくて無念勢はかなりいたようで、なんとなくスタート地点にスタート時間に集まったランナーが沢山居て、開催予定だった荒川の河原を走っていたらしいです。
その日は天気も良くマラソン日和だった覚えがあります。

 

その時もエントリー費は帰ってこなかったのですが、今回の東京マラソンも帰ってこないようですね。

私も以前一回だけチャリティ枠で11万使って東京マラソン出たことがありますが、もしその時だったら無念さ11倍だったでしょう。

ちなみにチャリティ枠の寄付金は寄付先によるのかもしれませんが寄付金控除できるので、確定申告すれば少し取り戻せますよ。

 

私の妻のような非ランナーはエントリー費が返ってこないことに同情してくれるのですが、ランナーとしては練習に費やした時間や苦痛が返ってこないことの方が重大だということは非ランナーに対しては今一つ理解が得られません。

どうも楽しいから走っていると思われているようなのですが、実は私ほとんど楽しいと思ったことありません。ランニングは程度こそあれ基本常時苦痛です。

特にスピード練習なんかは苦痛以外の何物でもない。

 

それらの苦痛も、レースのためなら仕方ないと思えるのですが、そのレースがなくなってしまうと、これまでの練習は無駄に苦しんで時間を無駄にしただけということになってしまい悔しいのと悲しいのが混ざった気持ちになります。

数年前、シーズンで板橋シティマラソンだけエントリーしそこに向けて仕上げたつもりだったのですが、見事に本番で風邪をひきシーズンマラソンゼロになった年がありましてあの時も大分落ち込んだ。

今年は2レース走っているので、板橋シティが中止になってもその時に比べれば全然OKです。リスク分散は大事ですね。

勝田マラソン2020に参戦しました。

昨日、茨城県勝田で行われた勝田マラソン2020に参加してきました。

結果はまあなんとか4時間切ったという、ザコ勢としては普通の結果でした。

 

まずはこの勝田マラソンの特徴ですが

  • 東京からだと少し遠いのですが、10:30スタートなので普通に日帰り参加可能。
  • 記念品のTシャツが長袖で利用価値高い。デザインも悪くない。
  • 歴史のある大会だけあって運営が安定、トイレ待ちもリーズナブルな範囲。
  • エントリー費が6000円と激安
  • コースに名所的な場所が少なく、景色的に楽しめる要素は少ない。
  • ゆるいアップダウンが連続し、レコードが出るコースとは言えない。

と、いった感じのレースです。

 

で、ここからは私の勝田マラソン2020参戦記です。

勝田マラソンは以前一度出たことがあり、その時は30㎞過ぎのゆるいアップダウンで削られて失速したのでちょっと苦手意識のあるレースですが、3月15日の板橋シティに向けた調整レースとして7週前と時期が良いかなと思い久しぶりに参戦しました。

誰も付き合ってくれずソロ参加です。

 

前回は普通に常磐線特急の指定席が取れたので、余裕出して年明けまで忘れていたらもう満席で、立席特急券しかないとのこと。2時間特急で立って行くか、3時間各駅停車で座っていくかの選択で各駅停車のグリーン車で行くことに決定。

このため当日は5時起きです。

 

今回のレースではたくさん食べれば終盤の失速を防ぐことができるかの実験をしてみようと思っており、まだ暗い家で一人起き、まずはトーストと草大福二つ(250kcal位)食べました。

この時点でトラブルがありまして、毎朝出るウンチが出ませんでした。ちょっと早起き過ぎていつも通りには行かなかったってことでしょうか。

そのトラブルのせいもあり家を出るのが遅れ、駅まで走る羽目になって早速脚を使ってしまいました。良くない展開。

 

品川から勝田までは3時間近く電車に乗りましたが、その間にまずは暗いうちにガン寝、その後家から持ってきたカフェインレスコーヒーを飲んで菓子パン(450kcal)を補給。本を読んで勝田に到着です。

茨城は取手やつくばなら1時間ほどで着くので近い気がしますが、勝田は水戸のさらに先なので一緒にしてはいけません。

勝田マラソンに参加するなら特急券は1か月前の午前10時の売り出し開始時に買いましょう。

 

勝田駅のコンビニでおにぎりを2個買い、会場へ。

会場までは徒歩10分ですが、先ほど脚を使ってしまったのでシャトルバスで行きます。

9時20分位には着いてしまい、まだ1時間以上あるので、おにぎり二個とバナナ二本を食べ(450kcal位)支度します。

気温は6度ほどですが8度位までは上がる予報で、風もないためタイツと半袖で手袋なしを選択。

周りはアームカバー&手袋の人がほとんどで、やや不安でしたが、暑がりの僕には結果問題ありませんでした。

 

荷物を預けて、ごみ袋をかぶりスタートラインに向かいます。

アミノバイタルゼリーを最終補給し、本日ここまで合計1200kcalほど詰め込んでフォアグラ状態です。更にBCAAカプセル2gと各種ビタミンを飲み、ストレッチして準備完了です。

 

レースがスタートしますが、1㎞ほどはコースがやや狭く、目標タイムを盛っていないので周りに合わせスローペースになりますが、ウオームアップ的にはこれでいい感じです。

1㎞ほど走ると、そこから5㎞ほど3車線×2の超広いコースになり追い越しも楽勝なので、この間にペースが合うところまでポジションを上げておきます。

6㎞地点からは狭くなるので、ここからは流れに合わせて走れれば楽になります。微妙にコースを思い出してきました。

 

流れに乗りつつ淡々と距離をこなしていきます。トイレに行きたいのですが、少し待ちそうなので、早く出して軽くしたいのはやまやまですがもう少し我慢です。

15㎞地点の原子力博物館でトイレに行きます。原子力パワーも補給できるといいのですが排出しただけです。

ここは東海村ですが日本で最初に原子炉が出来た場所で、原発が地場産業みたいなところみたいですね。

金があるからか小中学校がとても立派で「村」な感じはゼロです。

 

2回目のBCAA/ビタミンを補給して、そろそろエネルギーも補給しようかとエイドに寄ります。最初に取ったのが大塚のソイジョイだったのですが、これは口の中の水分を全部奪われて飲み込みにくく、しばらく呼吸できないのでマラソンの補給にはあまりよくないですね。その後はバナナ中心に取っていきます。

何度か食べまして合計バナナ2本分は食べたかも。累計1400kcal位?

 

この勝田マラソンはありがたいことに私設エイドがとても多く、色々差し出していただけます。公園のハトのようにランナーを餌付けして遊んでるのかもしれませんありがたい限りです。

 

30㎞過ぎると、ゆるいアップダウンが連続するようになります。前回はこれにやられました。

私登りが苦手なので、登りは競歩歩きで歩き、下りで追いつくという作戦で耐えます。

必然的にペースは下がってきていますが、PBも狙ってないので、無理して脚を終わらせないように下がったペースでそのままゴールを目指します。

 

35km過ぎて、脚は傷んでいますが、エネルギー切れの感じはありません。大食い作戦自体は成功でしょうか。

そのままぎりぎり4時間切れるところまでペースダウンしつつゴールです。

前回よりは全然早くゴールでき良かったです。ほっとしました。

記録証をゴールのすぐ裏で即座に発行してくれました。

タイムの割に順位がほんの少し悪い気がしますがもしかするとナイキ厚底普及の影響でしょうか?まあ私も昨年モデルのズームフライなのですが。

 

ゴール後いつもより歩くことが出来ず、荷物を取りに行ったり、記念品を取りに行くのに何度も座り込んで休んでしまいました。やはりアップダウンで傷んだのでしょうか?

 

歩けないので駅までバスで行きますが、帰りの特急はやはり指定席は売り切れで、帰りも各駅停車で帰ることに。

コンビニでビールとから揚げ仕込んでグリーン車で一人宴会し、ガン寝し、帰りました。

参加した皆様大変お疲れ様でした。