ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

シャオミのAmazafit Bipのレビュー(スマートウォッチ?フィットネスバンド?)

最近スマートウォッチなるものを買いまして、中国シャオミの"Amazafit Bip"というやつを買って使っております。

第一弾レビューを書きますので、よろしくお願いいたします。

 

これはスマートウォッチとは言わないと思いますが、もう8年ほどガーミンの(Garmin)のフォアランナー310XTを使っております。

buy.garmin.com

ガーミンは電池がへたって利用可能時間が短くなり仕方なく買い替えるのが基本ですが、310XTはロングトライアスロン用にもともと20時間連続使用できる商品なので、半分にへたってもまだ実用上十分という状態でなかなか買い換えられずにおりました。

310XTは反射型モノクロ液晶表示が直射日光下で見やすく、電池も持ちや防水も効いていてなかなか良い商品なのですが、古いモデルなのでGPSをつかむのに数分かかるという難点があり、時間のない朝ランには使えませんでした。

もちろん、かっこ悪い、でかいなどの他に気になるところもありますが。

 

そこで、フィットネスバンド的なものを買ったりしていたのですが、シャオミの"Amazafit Bip"を知り合いがしていて「電池がめちゃ持つ」という話を聞きましてこれも買ってみました。

www.tjc-jp.com

 

まずこのシャオミという会社ですが、中国のスマホで有名なブランドで、スマホの世界シェアではサムスン、アップル、ファーウエイ、オッポに次いで5位というなかなかの大企業のようです。

 

このシャオミのフィットネスバンドのブランドがAmazafitで、いくつかモデルがあり、その真ん中位なのがこの"Amazafit Bip"です。

Amazonと関係ありそうな名前ですが、Amazonとは全然関係ない商品で、多分“Amazing”から来ている名前だと思います。後述しますが電池持ちは確かに“Amazing”です。

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Amazafit Bipです。ウォッチフェイスはいろいろあります。


 電池持ち以外にも、GPS内蔵で、スマホの電池を食わずに測位可能なのと、反射型カラー液晶なので、直射日光下で見やすい、また、軽いので睡眠計測のため寝るときしていたもあまりじゃまにならさそう、防水も50mと強めなところが良いのではと思って買いました。

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アクティビティモードの画面。屋外でバックライトを点けていない状態ですが普通に表示が見えます(腕毛の汚さすみません)。

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Applewatchより少し薄いですかね(腕毛失礼)。

アマゾンのブラックフライデーセールで8000円くらいでした。

 

ガラスの保護シールとかシリコンのプロテクターなどがあるようですが、コーニングのGorilla Glassらしいので、まあ大丈夫でしょと思い素で使っています。

 

<Amazafit Bipのレビュー>

強烈な電池持ち

シャオミのフィットネスバンドはどれも電池持ちが異常に良いのですが、このAmazafit Bipも例外でなく鬼寿命です。

着信通知などのスマホ連携を切り、平常モードではGPSも心拍もOFFに設定して電池消費の少ないウォッチフェイスにすれば、1週間使っても9割くらい電池が残ってます。

「45日間連続使用可能」と書いてありますが、節約すれば多分もっと持ちます。

 

エクササイズモードになるとGPS心拍計が動き出すので電力消費は増えますが、1週間で5時間ほどエクササイズモードで走っても、まだ8割近く残っています。凄い。そして充電も3時間くらいで満充電になります。

このおかげで、ずっと腕にしていられるので睡眠ログもばっちり毎晩とれます。夜充電してしたらその間ログ取れないですからね。

1週間ほど旅行に出るときに充電スタンド持っていかなくていいのも身軽でよかったかな。

反射型液晶は表示自体はほぼ電気を使わず、書き変える際だけに電気を使うようなので、秒を表示するウォッチフェイスだと電気消費量が増えるみたいですがそれでも結局は鬼寿命のうちでしょう。

 

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管理アプリのトップ画面

直射日光下で見やすい

液晶が特殊で、反射式のカラー液晶になっています。電池寿命が長いのは恐らくこれがかなり効いています。

この液晶は、暗い所よりも直射日光下の方がかえって見やすくなるので、昼のアウトドア用に向いています。

暗い所ではバックライトを付けて見るので多少電力消費は増えるとは思いますが、まあもともと鬼寿命なのでそれほど気になりませんし、屋内でも普通の明るさがあれば表示はバックライトなしでも一応見えます。

 

GPSのつかみが良い

エクササイズモードにして1,2,3でもうGPSをつかんで測距開始するので時間のない朝ランでも使いやすいです。またガーミン310XTでつかめない体育館の中でもGPSつかんでいるので感度も高いのでしょう。

精度は走り出し時にやや怪しいときがありますが、まあ合格の範囲内でしょうか。測距を見切り発車して、その後補正していく感じなのですかね。

しかし、高度はかなり適当です。出発点と同じ場所に戻った時に実際より10m以上低いはずになっていたりします。

 

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ランニングの管理画面(脚が故障中でジョグだけ)

防水で軽量

重さが31グラムと軽く、装着感があまりないので、寝る時もそんなに気にならず付けられ毎日睡眠ログが取れます。防水なのでお風呂もそのまま入っています。

その上電池も持つので、ほぼ毎日24時間着けっぱなしですから付けたり、外したりという手間が節約できているはずですし、時計忘れた!ということもありません。

これが意外と気に入っているポイントだったりします。

 

しかし、心拍計は全然ダメ

光学式の心拍計が付いていますが、平常時の脈は普通にカウントするものの、140を超えるといきなり170位になってしまい、150台とかほとんど表示してくれません。

原因がわからないのですが、もしかすると汗ばむと誤差が大きくなるのかもしれません。

運動強度管理などには全く使えませんね。

 

ウオッチフェイスはデザインや表示項目に応じていろいろ変えられますが、どれもデザイン的にイマイチという弱点もありますかね。

 

こんな感じで心拍計以外は割と気に入っています。心拍計機能はこれなら無くて全然よかった。

どうでもいい話ですが、空港の検査で「Applewatchは付けたままで検査機に入っていいよ」と言うのでAmazafit Bip付けて入ってみたら引っかかりました。アップルウオッチよりも金属部品が多いのでしょうか?電池が大きいせいかな?

 

私が理想とするスマートウオッチは、心拍計が当てになるガーミンにこの反射型液晶がついて電池寿命が長くなったモデルでしょうか。

ガーミンに着いているVo2max推定なども欲しいのですが、Amazafit Bipの電池寿命に慣れると電池が1週間持たない商品は使いたくないと思ってしまいます。

使い分けすると運動のログが分散してしまい良くないですし、今のところ何かを我慢しないとスマートウオッチは使えないですね。