これまで使っていたadidasのトレランシューズがかかと側のソールが摩耗し、肝心の下り坂でグリップしなくなり危険を感じたので、新しいシューズを調達しました!
下手に転んで怪我してパツパツの医療リソースを使ってご迷惑をおかけしちゃいけませんから。トレランシューズの底は持たないですね。
今度はinov-8(イノヴェイト)TERRAULTRA 260です。
inov-8は元々山専用の軽くて底が薄いシューズが多いイメージですが、このモデルは名前の通りウルトラレース用のシューズのようで、クッションがありロードも行けるという商品のようです。
大抵はロードを走って山に行く私には良さそうですし、とても安かったので初めてのinov-8を買ってしまいました。
しかしこのブランドinov-8と書いて「イノヴェイト」と読ませるわけですが、スケートボードのことも「sk8(スケート)」と書いたりするのもカッコいいなと思っており、我が家では「助六寿司」のことを「sk6」と書いています。
開封しますが、箱の内側に"Obsessed is just a word the lazy use to describe the dedicated."と煽り文句が書いてありますが、単語のニュアンスがわからないと今一つ意味が分からず煽られた気がしません。
そこそこミッドソールが厚くクッションはありそうです。母指球の下も厚くかかとと高さに差がないゼロドロップになっているようです。
ソールは高めの突起が比較的一様にあるフラットソールで泥っぽいところでのグリップが良さそうです。ロードである程度減っても突起の高さがあるのでグリップも落ちにくいと思います。
履いた感じでは3E位の幅でしょうか。inov-8は細目が多いですがこのモデルは普通です。つま先にも上下のゆとりがあります。
足入れ部のパッドが薄く、ヒールカップも薄めで、アシックスとは対極です。
クッションシューズとはいえさすがイノヴェイトで比較的軽量です(28.5cm)。2018のナイキズームフライフライニットやミズノマイシマイザー辺りよりちょっと重い位の重量で、同サイズで軽く300gを超えるGT2000NYなどよりずいぶん軽量です。
履いてみましたがゼロドロップのクッションシューズということで、母指球の下のクッション感がかなりあるのが面白いです。一方、かかとのクッションはそれほどでもなくGT2000NYとライトレーサーの間くらいで反発力も感じます。
この母指球の下も厚くかかとと差がないゼロドロップシューズですが、私初めてなので一度履いた限りでは違和感がありまして、慣れるまで少し足を出しにくく感じます。平地の少ないトレイルではあまり感じませんが、ロードだとわずかに歩幅が狭まってしまう感じがあります。
しかし、ソール前方に厚みがあるので突起を踏んだ時の突起丸め感はいいですね。また下り坂は走りやすい気がします。
かかとはカップも薄く、パッドも少ないのでアシックスほどのフィット感はなく標準的なフィッティングだと思います。
クッションもあり、幅も標準的なのでそれほど人を選ばず、ロードもトレイルも行けるシューズだと思います。重量がレース用というほど軽くないので、レースで使うなら名前の通りロード混じりの長距離サバイバルレース用ではないかと思います。
トレーニング用であればロードも行けるクッションと、トレイルでのグリップがあるので超万能シューズではないかと思います。とはいえ調子に乗ってロードで使いすぎるとロード用よりは早く減ってしまうと思うのでほどほどに。
ゼロドロップは私は違和感ありますが、好きな人は好きなので走り方によると思います。