先々週、Amazonでプライムデーなる大セールがありましたが、私、3日前位から楽しみにしていて何買おうかなぁと思っていました。
プライムデーは大抵ランニングシューズを買う羽目になるので、今回もチェックを色々としていました。
今欲しいシューズと言えば、好きなアシックスのクッション最強シューズであるゲルカヤノ、それも大幅に新しくなったゲルカヤノ25で、これを今回狙っていたんです。
今度のはゲルカヤノ25周年モデルのようで、ほぼ完全な設計変更っぽく、ミッドソールにFlyteFoam PROPELなる新型の高反発フォームが使われているようで当然興味しんしんです。
しかし、発売直後でまだslimやwideがなく、レギュラーモデルのみの展開。
先日GT2000NYのレギュラーを買ってみたのですが、履いてみるとやっぱりスリムの方がいいと今は思っていまして、残念ながらゲルカヤノ25は今回見送りました。
しかし、「プライムデー=シューズを買う」は、「梅干しを見る=唾液が出る」並みにパブロフの犬化した習性なので、そのままスルーとは行かず結局ランニングシューズを買ってしまいました。
結局今回買ったのはゲルカヤノなのですが、旧型になってしまったゲルカヤノ24です。
めっちゃ安かったのです。ほぼ6割引きで6000円台でしたよ。
今回も前回のGT2000NYに続き、普段履きユースも考えて地味色にしました。
これも内側にアシックスの特徴である「#」がないですね。
ごついヒールカップとゲルです。
今一番履いているのがゲルカヤノ23(オレンジの汚い靴のほう)なのですが、これと比べると一見あまり変わった感じがありません。
アシックスのシューズは毎年新型になりますが、小変更の次が大変更になることが多く、ゲルカヤノの23→24は小変更の年でした。
細かく見ると、ミッドソールやアウターソールは恐らく金型も同じですね。
重量は28.5slimで345gでした。
ゲルカヤノ23の同サイズで355gだったので、少し軽くなっていますか。
GT2000NY6の28.5レギュラーが320gだったので、それよりは重い。
まだ一度だけですが酷暑の中走ってみました。
フィット感は23と大体同じ感じです。少し履いてインソールがへこむと全く同じになりそうです。
クッション感もほぼ同じで、たっぷりクッションがありつつ、蹴りが吸収される感じがそれほどなく進んでいく、あいかわらずのゴージャスで高品質な走り味です。
このクッションの質感は本当に何だろう。実に気持ち良く走れます。
カヤノはオーバープロネーション向けとなっていますが、もともとたっぷりクッションなので、ニュートラルな私でも内側のクッションが突っ張る感じはなく走りやすいです。
耐久性も高くゆっくり走るなら本当にいいシューズです。ダメージ少なく快適に長い距離走れますよ。
但し、軽量ではないので速く走れる訳ではないです。カヤノに慣れた体でターサーのようなレース靴履くと明らかに脚の出方が違います。
もしかすると重さで負荷が増す分、大リーグボール養成ギプス的効果もあるのかもしれません。
しかし、靴と関係なく暑くて走れません。
やっぱり、カヤノはいいです。
故障予防にもいいでしょうし、ロング走に一番いいのでしょうが、最近私は短距離だろうと練習はほとんどカヤノでやります。
「故障持ち」、「重量級」、「耐久性重視」、「ゆっくり気持ち良く長く走りたい」方にはお薦めします。
アシックスには「ゲルニンバス」という最強クッションシューズもあり、このニンバスも多分良いのですが、ニュートラル、アンダープロネーション(靴が左右均等か外側が早く減る走り方)向けの靴かつ、Slimモデルが無いので私は合いませんが合う人はそれもありだと思います。
ニンバスは重いというならキュムラスと言うカヤノとGT2000NYの間にあたるクッションのモデルもニュートラル、アンダープロネーション向きに存在します。
ちなみにアシックスのクッションラインランニングシューズをクッション加減で並べると
ニンバス>カヤノ>キュムラス>GT2000NY=GT1000の順になります。
プロネーション向けが、カヤノ、GT2000NY
ニュートラル、アンダープロネーション向けが、ニンバス、キュムラス、GT1000
クッションの効きだけならJOG100がニンバス以上とは思いますが、あれはあまりにも進まないので履いて走りたくないです。
しかし、このカヤノが6000円台なら旧型だろうとお買い得すぎますよ。今ならまだ6000円台です。
恐ろしいほど耐久性もありますし。
ゲルカヤノ23の方は以前の記事に書いています。