ランニングと自転車で運動する中年

中性脂肪と血糖値高めのおっさんが、メタボをやっつけるためにランニングや自転車をやり、トライアスロンやマラソンに出る日記です。

一口ようかんはエナジージェルに勝るか

運動時の補給アイテムとして、最近「かし原」の一口ようかんを割と愛用しています。

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栗ようかんのほう

これはようかんなのですが、一袋20gほどの一口サイズに包装されていて、見た感じ小型版のエナジージェルっぽいなりをしています。

スーパーやドラッグストアの和菓子コーナーで普通に売られていて入手はとても簡単です。

 

これの長所はいくつかありまして

小分けになっているので、摂るカロリーの調整がしやすい

表示には100gで280kcalと書いてありますが、一袋が20g程度なので、一袋当たり55kcalほどのカロリーになります。

一般的なジェルの場合一袋100kcal程度のカロリーなのでこれは半分程度ですから1袋食べたり、3袋食べたりと微妙なコントロールが可能です。

また、本数何本か持っていると、同行者に分けてみんなで食べるのもやりやすいです。5本持っても100gなので。

 

なかなかおいしい

運動しない時でもおやつにエナジージェル食べる変態さんはそれほど多くないのではと思いますが、私はこの一口ようかんを家で緑茶入れておやつとして食べることがある程度にはおいしいです。

出先でコンビニ寄って「濃いお茶」でも買ってようかん食べて休憩を楽しむのも悪くありませんが、そこそこ甘いので水だと何かが足りない感じがします。

 

塩分補給にも

シリーズの商品に「塩ようかん」というものがあり、脚がつる予防や熱中症予防に必要な塩補給ができるという運動時補給用としか思えない商品もあります。

私は血圧高めなので食べませんが、これはいいですよね。

但し、カフェイン入りのようなバリエーションはないのでカフェインは緑茶で吸収するとしましょう。

 

くそ安い

この、「かし原」の一口ようかん10袋入りですが、スーパーやドラッグストアで200円ほどで売っています。

一般的なエナジージェル一袋の100kcal換算で行くと一袋分40円程度ですから相当安いです。

 

食べやすい

文章で説明はしにくいのですが、片手と口で袋を空けて一切手を汚さず食べられ、口で空けても袋の端が千切れにくいので、自転車に乗りながらでもなかなか食べやすいです。この点ではさすが固体でジェルよりよっぽどいい。

 

タンパク質も少し入っている

ようかんなので原料は小豆ということになりタンパク質も多少含まれます。

100gで2.8gとのことなので、一袋0.5gとわずかですが多少リカバーに役立つかもしれません。

小豆系補給食品としては定番の「一口あんぱん5個入り」、夏はうれしい「井村屋あずきバー」などがありますが、どれも多少のタンパク質が多少うれしい気がします。

このようかんも冷凍庫で凍らせたら多分あずきバーになると思うので今度やってみます。

 

こいつの長所はこんなところでしょうか。サイズ的にも、飴とジェルの間の存在かなと思っております。

 

「本練りようかん」これは見かけたことがないですね。ちょっと試してみたいです。

ナイキ ズームフライ フライニットはなぜ速いかの理由を考えてみた

先日入手したナイキのズームフライ フライニットですが、順調に特異な外見と特異な走行感を楽しんでおります。

dietdiary.hatenadiary.com

走行距離はまだ50㎞ほどですが、やっぱりこのシューズ速い気がします。

 

これまでレース用に使ってきたライトレーサーよりも速い気がします。ズームフライ フライニットからライトレーサーに変えるとわずかに進まなくなった感じがしますから。

しかしなぜ速いのかが良くわからない。

 

そこでちょっと考えまして、この靴が速いのはこういうことではないかという説を提唱してみます。当たっているかどうかはわかりませんが。

 

それでは私の説を発表します。

ズームフライ フライニットの特徴は、「厚底」「カーボンプレート」ですが、注目したのはまず「カーボンプレート」のほうです。

 

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一番上の黒い板が「カーボンプレート」ですが、結構固い板です。

これがソールに入っているおかげで親指の付け根が曲げ方向に固くなっています。

 

 

だいぶ極端にこれを図にしてみるとこんな感じになります(実際は少しは曲がります)。

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相当極端ですがまあこういうことですね。

この、すねが40度傾斜した状態でこの2つの図でひざの位置を比較してみます。

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実際には足首の動きがあるので、こんなに単純な話ではないとは思いますが、

図の緑色(ズームフライフライニット想定)のほうが、ひざの位置は前になります。

このため緑色のほうがストライドが伸び、速いのではないかと考えられます。

 

次に「厚底」効果を加えてみます。

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この「厚底」&「カーボンプレート」も40度傾斜で重ねてみます。

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ひざがさらに前になるので、さらにストライドが伸び、速くなるのではないかとも考えられます。

 

しかし、このモデルは足首も曲がりませんし単純すぎます。

この理屈だと竹馬で走るのが最速という結論になったり、それなら全く底が曲がらないサイクルシューズがいいという話になりかねないので、全くそんな効果がないとは思ってないですが、これで大部分説明できるというほどの自信はありません。

 

ナイキ ズームフライ フライニットはなぜ速いのかの説をぜひ教えてください。

ナイキ ズームフライ フライニットをレビューします(シューズの評判)

ナイキのズームフライ フライニットを買いました!

凡人ランナーのインプレッションや安く買えるお店情報書きます。

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今回はちょっと長いので一応目次を付けときます。

ズームフライ フライニットを買ったわけ

箱根駅伝でアディダスを履いた青学が負けた&他校はみんなナイキのヴェイパーフライ4%を履いていたという話もあり、流行にうとい私もそろそろ流石に厚底が気になり出しました。

ただ、ヴェイパーフライ4%は27000円で寿命160㎞と言われ、なかなか貧乏人には手が出しずらい上、サブ3用と書いてあると私のようなアラフォーランナー(タイムが)は気後れしてやっぱり買えないなぁと思っていたら、その前にどの店を探しても品切れで欲しくても買えないといいうことが判明。

しかし、普及型の厚底モデルであるズームフライが「ズームフライ フライニット」にモデルチェンジしており、見た目はアッパーがフライニットになりほぼヴェイパーフライ4%化していて、値段も少しは買いやすいし、600㎞は持つらしいとのことでこれを買っちゃいました。

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色が赤に転んでいます。本当はオレンジ色です

ナイキは10年くらい買ってなくて、超久しぶりです。

サイズは28.5㎝でちょうど良かったです。私はアシックスだと28.5㎝Slim、ミズノだと28.0㎝なのですが、この「ズームフライ フライニット」は同サイズでアシックスより0.2㎝ほど小さい感じのサイズ感でしょうか。

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外見をチェック

外見上の特徴はやはり圧倒的な厚底加減です。

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かかと部で4㎝近く、親指付け根でも2センチ以上の厚さがあります。靴内部の底も同じ高さにあり、そこに薄目のインソールが更に乗っかるので実際にはもっと高いところに足の裏が来ます。これはもうシークレットブーツ級ですね。

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かかとのあたり

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母指球のあたり

 

この分厚いミッドソールですが、「リアクト」と名付けられたフォームで、ヴェイパーフライ4%とは異なるもののようですが、ヴェイパーフライ4%程ではなくてもそれなりには軽量高反発だそうです。

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外からフォームを触ってみるとかなり柔らかく、ぷにぷに感があります。

 

見た目ではわかりませんが顕著な特徴は、底が固くて曲がらないことです。

前にお店でズームフライ フライニットを分解したものを見たことがあるのですが、このシューズはソールの中にカーボンファイバー製ののけっこう固い板がつま先からかかとまで入っています。

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一番手前にあるのがカーボンファイバープレート。かなり硬い

このため、普通なるべく曲がりやすくなっている母指球のところのソールが曲げ方向に固いのです。手で曲げようとしてもかなり力いれて少し曲がる程度です。

ズームフライフライニットの重量計測

重量は28.5㎝で267gでした。

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重量は28.5㎝で267グラム

私に合うサイズ同士で比較しますが

アシックスのゲルカヤノ24の28.5cmSlimの345g

アシックスのGT2000NY7の28.5cmで320g

アシックスダイナフライト28.5cmで294g

などのクッションシューズと比べると軽い。

しかし、

アシックスライトレーサーTS6の28.5で243g

のようにレース用のシューズと比べると重いといったところです。

 

と、まあこんな感じの特殊なシューズですから、履いてみたら普通ということはなさそうなので興味津々で履いてみます。

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実際の色はこんな感じのオレンジです。

ズームフライフライニット履いてみた

まず、フライニットアッパーの調子ですが、これなかなか良いです。アッパーが一枚のニットですから靴下がソールについているようなものなので、どこかが当たるということもなく快適です。通気性も絶対高いですね。

ただ、どこかにぶつけて糸を切ってしまうとどんどんほつれていきそうではあります。

私が気にする踵のグリップですが、アシックス的な踵をがっちり挟み込むフィッティングではなく、靴下が普通にフィットしてるよねという感じでこれはこれで悪くありません。

 

そして厚底のおかげで心なしか背が高くなった気がします。普通の靴に比べて1.5cm位は背が高くなるはずなので、お見合いに行くときなどに履いていくといいのかもしれません(お見合い用に地味な色もあります)。

 

ジョグ速度で走りだしてみると、クッション感がやはりすごいです。

カヤノがクッション効いているというのとは別次元の超クッション感でポヨンポヨンします。これなら脚にやさしいシューズだと思います。

ただ、キロ6分半でジョグってる限りは足にやさしそうですが速そうな感じはしません。

それでも、フォームのせいかカーボンプレートのせいか、力が吸収される感じはそれほど大きくなく独特な感触です。

 

足運びもまた独特で、高さ4㎝のかかとから2.5㎝の母指球への大きなドロップがあり、更にその先にも厚さ1㎝ほどのつま先まで大きなトゥスプリングで傾斜が付いているため、下り坂に立っているかのような感覚です。

この傾斜のおかげで足が前に出やすく、自然にストライドが大きくなる効果がありそうなのですが、設計者の狙いはそれだけではないのではないかと思っています。

 

キロ5分くらいまで少しペースを上げてみると、不思議な感じで良く進みます。このシューズ、やはり速い気がします(私はフラット着地)。

反発で進むというより後ろから微妙に押されているかのような感覚です。

これが速くなる理由ではないか?

このシューズなぜ速いのかですが、普通のシューズだと蹴りだし点が母指球の下になると思います。これがズームフライフライニットの場合、底が曲がらないため極論すると蹴りだし点が親指の先になり、その分ストライドが足の親指の長さ分長くなっているということではないかと思っています。

その分蹴りだしにパワーがいるはずですが、それを足底の大きな傾斜でカバーしてるのではないかというのが私の説。

ズームフライフライニットからカヤノに履き替えると「進まねぇ」と感じたので、このシューズはやはり良く進むのだと思います。

ズームフライフライニットはどんな時に履くといい?

一回履いただけですが、このズームフライフライニット、足にやさしい割に速い気がして、優秀なレース用シューズだと思います。

私、次のレースはこれで行きます。

でもクッションがあるので耐久性に不安はありますが練習で履いてもいいと思います。

もう少し履いたらまたご報告もしようと思います。

 

一方、底が厚い分背が高くなるという点では優秀なお見合い用シューズでもありますし、ネイビーやグリーンなど地味な色もあることから本当に婚活パーティで使えなくもなさそうです。

こんな人には向いてないかも?

しかし、足幅は2E位向けだと思うので、フライニットでどこかが当たるという問題は少なそうではありますが、通常WIDEモデルを選ぶ人にはちょっと細いかもしれません

また、オーバープロネーション向けの作りにはなっていなそうです。底が厚くミッドソールのフォームもやわらかいので、プロネーションのきつい走り方の人は安定感がないと思うかもしれません。

ズームフライフライニット買うならここが安い(2019/2/4)

このズームフライ フライニットを購入するのであれば、楽天にポイント10%還元&1000円引きクーポンの店もあったりするので、今はAmazonより楽天推しです。


 


 


 

シャオミのAmazafit Bipのレビュー(スマートウォッチ?フィットネスバンド?)

最近スマートウォッチなるものを買いまして、中国シャオミの"Amazafit Bip"というやつを買って使っております。

第一弾レビューを書きますので、よろしくお願いいたします。

 

これはスマートウォッチとは言わないと思いますが、もう8年ほどガーミンの(Garmin)のフォアランナー310XTを使っております。

buy.garmin.com

ガーミンは電池がへたって利用可能時間が短くなり仕方なく買い替えるのが基本ですが、310XTはロングトライアスロン用にもともと20時間連続使用できる商品なので、半分にへたってもまだ実用上十分という状態でなかなか買い換えられずにおりました。

310XTは反射型モノクロ液晶表示が直射日光下で見やすく、電池も持ちや防水も効いていてなかなか良い商品なのですが、古いモデルなのでGPSをつかむのに数分かかるという難点があり、時間のない朝ランには使えませんでした。

もちろん、かっこ悪い、でかいなどの他に気になるところもありますが。

 

そこで、フィットネスバンド的なものを買ったりしていたのですが、シャオミの"Amazafit Bip"を知り合いがしていて「電池がめちゃ持つ」という話を聞きましてこれも買ってみました。

www.tjc-jp.com

 

まずこのシャオミという会社ですが、中国のスマホで有名なブランドで、スマホの世界シェアではサムスン、アップル、ファーウエイ、オッポに次いで5位というなかなかの大企業のようです。

 

このシャオミのフィットネスバンドのブランドがAmazafitで、いくつかモデルがあり、その真ん中位なのがこの"Amazafit Bip"です。

Amazonと関係ありそうな名前ですが、Amazonとは全然関係ない商品で、多分“Amazing”から来ている名前だと思います。後述しますが電池持ちは確かに“Amazing”です。

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Amazafit Bipです。ウォッチフェイスはいろいろあります。


 電池持ち以外にも、GPS内蔵で、スマホの電池を食わずに測位可能なのと、反射型カラー液晶なので、直射日光下で見やすい、また、軽いので睡眠計測のため寝るときしていたもあまりじゃまにならさそう、防水も50mと強めなところが良いのではと思って買いました。

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アクティビティモードの画面。屋外でバックライトを点けていない状態ですが普通に表示が見えます(腕毛の汚さすみません)。

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Applewatchより少し薄いですかね(腕毛失礼)。

アマゾンのブラックフライデーセールで8000円くらいでした。

 

ガラスの保護シールとかシリコンのプロテクターなどがあるようですが、コーニングのGorilla Glassらしいので、まあ大丈夫でしょと思い素で使っています。

 

<Amazafit Bipのレビュー>

強烈な電池持ち

シャオミのフィットネスバンドはどれも電池持ちが異常に良いのですが、このAmazafit Bipも例外でなく鬼寿命です。

着信通知などのスマホ連携を切り、平常モードではGPSも心拍もOFFに設定して電池消費の少ないウォッチフェイスにすれば、1週間使っても9割くらい電池が残ってます。

「45日間連続使用可能」と書いてありますが、節約すれば多分もっと持ちます。

 

エクササイズモードになるとGPS心拍計が動き出すので電力消費は増えますが、1週間で5時間ほどエクササイズモードで走っても、まだ8割近く残っています。凄い。そして充電も3時間くらいで満充電になります。

このおかげで、ずっと腕にしていられるので睡眠ログもばっちり毎晩とれます。夜充電してしたらその間ログ取れないですからね。

1週間ほど旅行に出るときに充電スタンド持っていかなくていいのも身軽でよかったかな。

反射型液晶は表示自体はほぼ電気を使わず、書き変える際だけに電気を使うようなので、秒を表示するウォッチフェイスだと電気消費量が増えるみたいですがそれでも結局は鬼寿命のうちでしょう。

 

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管理アプリのトップ画面

直射日光下で見やすい

液晶が特殊で、反射式のカラー液晶になっています。電池寿命が長いのは恐らくこれがかなり効いています。

この液晶は、暗い所よりも直射日光下の方がかえって見やすくなるので、昼のアウトドア用に向いています。

暗い所ではバックライトを付けて見るので多少電力消費は増えるとは思いますが、まあもともと鬼寿命なのでそれほど気になりませんし、屋内でも普通の明るさがあれば表示はバックライトなしでも一応見えます。

 

GPSのつかみが良い

エクササイズモードにして1,2,3でもうGPSをつかんで測距開始するので時間のない朝ランでも使いやすいです。またガーミン310XTでつかめない体育館の中でもGPSつかんでいるので感度も高いのでしょう。

精度は走り出し時にやや怪しいときがありますが、まあ合格の範囲内でしょうか。測距を見切り発車して、その後補正していく感じなのですかね。

しかし、高度はかなり適当です。出発点と同じ場所に戻った時に実際より10m以上低いはずになっていたりします。

 

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ランニングの管理画面(脚が故障中でジョグだけ)

防水で軽量

重さが31グラムと軽く、装着感があまりないので、寝る時もそんなに気にならず付けられ毎日睡眠ログが取れます。防水なのでお風呂もそのまま入っています。

その上電池も持つので、ほぼ毎日24時間着けっぱなしですから付けたり、外したりという手間が節約できているはずですし、時計忘れた!ということもありません。

これが意外と気に入っているポイントだったりします。

 

しかし、心拍計は全然ダメ

光学式の心拍計が付いていますが、平常時の脈は普通にカウントするものの、140を超えるといきなり170位になってしまい、150台とかほとんど表示してくれません。

原因がわからないのですが、もしかすると汗ばむと誤差が大きくなるのかもしれません。

運動強度管理などには全く使えませんね。

 

ウオッチフェイスはデザインや表示項目に応じていろいろ変えられますが、どれもデザイン的にイマイチという弱点もありますかね。

 

こんな感じで心拍計以外は割と気に入っています。心拍計機能はこれなら無くて全然よかった。

どうでもいい話ですが、空港の検査で「Applewatchは付けたままで検査機に入っていいよ」と言うのでAmazafit Bip付けて入ってみたら引っかかりました。アップルウオッチよりも金属部品が多いのでしょうか?電池が大きいせいかな?

 

私が理想とするスマートウオッチは、心拍計が当てになるガーミンにこの反射型液晶がついて電池寿命が長くなったモデルでしょうか。

ガーミンに着いているVo2max推定なども欲しいのですが、Amazafit Bipの電池寿命に慣れると電池が1週間持たない商品は使いたくないと思ってしまいます。

使い分けすると運動のログが分散してしまい良くないですし、今のところ何かを我慢しないとスマートウオッチは使えないですね。

ミズノ マキシマイザー(MAXIMIZER)21のシューズレビュー

久しぶり(半年位?)ぶりにシューズを買いました!

やっぱりAmazonサイバーマンデーセールです。

今回の買い物は、ミズノの廉価ランニングシューズのマキシマイザー21でございます。

私にはランニング用というか通勤用なのですが。

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私、真っ黒ランニングシューズを通勤用に昔から愛用しておりまして、色々買いましたが私の中ではこのマキシマイザーが一番ですね。

長所は

まず「黒い」こと。

さすがにスーツだと違和感がありますが、ジャケットなら通勤も許される?と勝手に思える位には真っ黒です。通勤ランニングシューズとしてこれは重要。

真っ白もありこちらは看護師さんが良く履いています。

 

そして「意外と走れる」こと。

このマキシマイザー、重量が意外と軽いんです。

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28㎝で275gでしたが、これは

アシックスのGT2000NY7の28.5cmで320g

アシックスのゲルカヤノ24の28.5cmSlimの345g

などと比べるとかなり軽い数値です。

軽さが売りの

アシックスダイナフライトでも28.5cmで294g

でしたから、重量面ではかなり優秀です。

これでクッション性能が悪いかというとそんなことはなく、GT2000NYとライトレーサーの間位のクッションはあります。ほどほどの反発感がありなかなか走りやすいのです。

フルマラソンこれで走れと言われても別に問題感じませんね。

 

真っ黒シューズとしてアシックスにJOG100(今年からJOLTでしたっけ)というモデルがありますが、あちらは超クッションシューズで沼のように蹴りを吸収してしまい進まないので走るなら断然こっちです。故障のリハビリにはJOG100もいいと思います。

あとは私細足なので、4EのJOG100より3Eのマキシマイザーのほうが普通に合います。

 

その上強いのは「安い」ことです。

何しろ3000円台で買えますから。

普通のシューズの値段で2,3足買えます。それで全然走れるし、会社にも行けるんですから鬼コスパシューズです。

通勤の際電車に乗り遅れそうなときに駅の階段を走ったりするのにも、何しろランニングシューズですから快適ですし、通気性も高いので特に夏場はいいです。

白黒以外に普通な感じの色もありますよ。

 

この、ミズノマキシマイザーが、新型の21になったので買ったわけです。

今回のモデルチェンジはミズノさんに言わせれば「見た目をカッコよくした」ことがポイントだそうです。

 その結果こんな感じに、

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かかとのミズノマークの下のV字のメッシュ部分はかなり大きな再帰性反射です。夜の安全的に良さそうですね。

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アウターソールはX10ラバー。これがなかなか減らない。

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しかしこれ、カッコいい...ですかね?

普通..ですよね。

しかし、マキシマイザーとしては相対的に明らかにかっこよくなっているのです。

 

下の写真は家にあった2世代前のマキシマイザー19です。これはどう見てもカッコ悪くないですか?

これまでもいい靴だったのですが、唯一デザインに問題がありました。

これに比べれば21モデルはカッコよさ的に格段に進歩して、普通になったというわけです。

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上の19と比べると21モデルはここらへんがデザインされていたりとか

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アイレットやミズノマークがなんかプリントしてあったり

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 色気づいた中学生が、急に見た目を気にしだしたみたいな感じでしょうか。

 

ちょっと走ってみましたが、走った感じはやっぱりマキシマイザーです。

十分ロング走に使えるクッションがありますが、ミズノらしい反発力もありなかなか良いです。

幅が3Eなので、アシックスのWIDEよりは狭く、アシックスのレギュラー同等の幅感ですね。

ミッドソールの素材が柔らかめな感じがするので、体重75㎏の私には全く問題ないですが、80㎏越えの人がかかと着地で走ると多少底付き感があるかもしれません。

また、複雑な作りのソールと比べると、気のせいかクッションの質感が低いような気もします。クッションの質感って何だよという話ですが、クッションストロークの最初はソフトで最後は固くなる感じが、この靴は比較的差が少ない感じがするのです。普通全くどうでもいい話ですが。

あと、プロネーション対策はされていなそうなので、プロネーションのきつい走り方の人は安定感的に調子悪いかもしれません。

かかとのホールドはアシックスに比べると緩めでしょうか。

 

シューズは細かいこと言わなければもうこれでいいです。

練習もマラソンもこれでいけるので。

これじゃミズノだとウエーブライダーの立場がないですよ。値段3倍のウエーブライダーよりクッションはやや少なめですが、重量はこちらのほうが軽いでしょうし。

子供の部活ランニング用なんてもうこれで十分すぎじゃないですか。

色的にも学生服に合いそうです。

マキシマイザーは実用上はとても優秀なシューズですが、弱点を強いてあげれば履いて気分がアガる要素に欠けるところでしょうか。

そこを求めるなら他所に行ってくださいというところですが、通勤に気分が上がる必要もないかな。いや、月曜日とか通勤こそアゲる必要があるのかも。

 

ランニング前は寒くてもランニング中は暑い体感気温差問題を対策する

大分涼しくというか寒くなってきましたが、それでもしばらく走れば十分あったかくというか暑くなりませんか?

私多分発熱量多めで、家の玄関を出た時の寒さと、10分も走ったあとの暑さの差が大きいので工夫して調整しております。

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対策①

走りだしてから脱いでいく

極めて普通の話ですが、最初寒くないだけの服を着て、暑くなってきたら脱いでいくというものです。

着ていた服をだんだん脱いでいくという点では野球拳に少し似ていますが、この場合は野球拳と違い最後はパンツまで脱いでしまうようなことは一般的にはありません。


この作戦で考えることはどんな服を脱ぐかということ位ですが、脱ぎ用の衣類に望まれる要件としては

・着脱が簡単
・脱いだ時にコンパクトになる割に着た時にあったかい

位でしょうか。

レースの時はゴミ袋をかぶってスタートラインに並び、あったまったら捨てていますが、日々の練習で捨ててはいかんでしょう。


この時期(11月)のアイテムとしてはまずはアームウォーマーですかね

脱ぎアイテム①<アームウォーマー>

ニットで伸縮性のある腕にかぶせるカバーです。
ランニングにも自転車にも使います。

ポリエステル+スパンデックス性が多く、内側が短い起毛になっているものが多いです。

腕だけかよと思いますが、これがなかなかに保温性があります。ただの長袖シャツよりも起毛になっている分あったかい気がします。

このアームウォーマーのメリットはまず着脱が簡単なところです。
これならバックパックを背負っていても関係なく脱げます。

また、椅子に座ったままでも着脱簡単なので、ランニング以外で夏場飛行機に乗る時など持っていくと冷房で寒い時役に立ちます。

厚みにもよりますが、ぴったりフィットするので無駄な布が無く、脱いでもなんとかポケットに押し込めなくはない位の体積になります。

また、暑くなったら手首まで下げて腕輪状態にして凌ぐこともできます。

欠点としてはソックスと同じく洗濯物が2点出てしまうことでしょうか。

 

なお、夏用の日焼け防止アームカバーは全然暖かくないので、買うときは気を付けてください。

 

脱ぎアイテム②<ジレ(ベスト)>

ジレというのはフランス語で英語で言う衣類のベストを指す言葉のようで、なぜか自転車用アイテムではジレと表記されることが多いようです。

アマゾンではベストと書かれていることが多いですね。

関係ないですがファッション雑誌でもジレと書かれることが多いらしいです。しかし読まないので知りません。

こんな感じですが、アマゾンの無名メーカー製品は安いですね。

ランニング用は直立姿勢、自転車用は前傾姿勢に合わせているため後ろの長さなど微妙に形が違いますが、細かいこと言わなければ共用できます。

脱ぎ用としては薄手の生地で出来ていてコンパクトになるものをよく使います。

ジレだと袖が無いことでコンパクトに畳めるのがいいんです。どうせならサイズが小さめでフィットするものの方が更に小さくなります。

袖が無いため、脱いだら腕を通す穴にウエストバッグのベルトを通して腰からぶら下げて走ることもできます。

また、前がファスナーなので、開け加減によって温度調整出来るところもいい。

襟が高めで、ファスナーを閉めると首に風が当たりにくいもののほうが保温性は高いです。

襟の内張りやポケットの多さで色々ありますが、細工が多くなるとかさばるのでそこはお好みで。


半袖シャツ+アームカバー+ジレの組み合わせはなかなかの調整力で優秀です。
もっと寒くなっても長袖シャツ+ジレは良くやります。

 

対策②

家の中で暖かくなってから走りだす

非文明的ですが、家の中で体をあっためてから走りだすという作戦もあります。

熱い風呂につかってから走るというのもなくもないのかもしれませんが、普通は体を動かして温めます。

ローラー台に10分ほどのってから走りに行くとか、腕立て伏せと腹筋やってから走りだすという作戦ですね。

腹筋してから走ると、おなかの脂肪が消費されると言うどうにも嘘っぽい話もありますが、動かして多少おなかの血行がよい状態の方が多少血液中に出る脂肪酸も増えるでしょうから、全く嘘とも言い切れないのかなと言う気もしています。

脚が治らない時のトレーニング

右足のハムストリングを痛めて1カ月半ほど経ちましたが、まだ治っていません。


治らないのは多分ちょいちょい走っているからで自業自得なのですが、折角涼しくなったのに走らないのがもったいなくてつい走ってしまうのです。


ただ、右足は意識的になるべく使わないようにしており、極力片足だけで運動するというのを色々とやってみたので、感想を書いて行きます。足を痛めてしまった方のご参考になるかもしれません。

 

片足走りはランだと普通に出来ます。脚の変なところが疲れるのであまり良くない気がしますが。

左足でキック、右足は着くだけのイメージで左右の歩幅を変えて走ることも普通に出来ます。

ただそうやって走ったから右足はダメージなしで行けるかと言うと全然そんなことはなく、痛めたところもそうでないところもやはり痛くなるのですが。

 

そして、自転車に片足で乗るのはなかなか難しいことが分かりました。

自転車はけっこうハムストに来るので、きっちり踏むのは左足だけで、右足は左足を持ちあげるためだけに漕ぐ位の漕ぎ方ですが、それでもある程度は右足も使ってしまいます。
推進力はほぼ左足だけで、惰性で動いている間に右足で左足を持ちあげておく位の感じです。
更に、上り坂になるとこの惰性で動く時間が短くなるので、右足を使わないとまともに進めません。

 

もっと調子悪いのが固定ローラー台です。

常に負荷がかかっていて慣性のようなものがないので力を抜く隙がなく、普通に漕げば右足を使わざるを得ないです。

しかし、シューズ履いて完全に左足だけを使って片足漕ぎの練習をしておくと、それはそれでアタック時にパワー絞り出す時の練習になるので意味はあります。

 

やっぱり一番いいのは水泳もしくは体幹や上体の筋トレですね。

水泳のキックはあまりハムストを使う感覚がなく全然普通に泳げます。また、当然ながら上体の筋トレは何も問題ないのでやるといいのですが、どちらもあまり好きじゃないのが難点です。